****  2009Sep17thThr   ****   地域が繋がる、がんと向き合う、健康が幸せの第一歩!!というお話し! 
Thursday, September 17, 2009, 23:28 - 健康・栄養
秋は癌の検診の季節でもあります。癌の早期発見のために、医療機関でも積極的に働きかけます。

今年(2009年)7月2日に伝えられたところによりますと、
厚生労働省は来年度(2010年)も継続して女性のがんの無料検診を続けると発表しました。
特定の年齢の女性を対象とした、無料検診が補正予算として認められています。
来年度の予算要求に、本年度と同じ規模の、およそ216億円を盛り込むと方針を固めました。
無料検診としては、子宮頸(けい)がんと乳がんです。

私も去年の秋、ピンクリボンフェスティバルに啓発され予約を取り、乳がん検診へ行ってきました。
世界的に推進されているピンクリボン運動は来月へと迫っています。
治るがんだからこそ、悲しむ女性を一人でも減らそう!と早期発見・早期治療を呼びかけます。



実は、この春頃から動向を注目していたプロジェクトがありました。
今年(2009年)の4月18日、
全国的なニュースで大々的に“がん死亡低下へプロジェクト募集”が報じられました。
日本医療政策機構にがん政策情報センターがあります。
このセンターによって、“3年間で3万人の命を助けよう”というスローガンで始動しました!
市民が考案するがんの死亡率低下を目標にした地域密着型のプロジェクト案を募集しました。
採択された案には、3年間で最大で1100万円を助成し、その活動をサポートしていくといもの。

そして!この夏(2009年7月)には、その結果が発表されていました。
応募は、63件、採択されたのは、うち12件。全国11の地域のプロジェクトです。
採択された区域は具体的には
北海道、宮城、東京、山梨、滋賀、岐阜、大阪、広島、愛媛、高知、沖縄、です。
それぞれの地域から、全国へがん対策のモデル地域を生んで、波及を目指します。
採択の案を既に、8月1日に「地位発:がん対策市民協働プログラム」として始めています。
個人・団体の活動の案を進めていきます。各プロジェクトはまずチームを結成します。
非営利団体(=NPO)法人や医療関係者や行政などがタッグを組む域密着型のプロジェクトです。

がん政策情報センターがが運用資金だけでなく、考案者と協力して運営の支援も行ないます。
地域の方々を取り巻く、がんの診療、予防などの環境を、地元から発信し改善する活動、
主には、
1.がんの診療の質の向上
2.がんの早期発見
3.がんの予防、その中にはたばこ対策も含まれています。 です。

考案者にとって何より行政や医療関係者や患者関係者等、協力者とのチームワークが重要でしょう。
この各プロジェクトは、始まったばかりです。数ヵ月後、数年後に成果が生れることに期待します。
“がんと向き合うみんなのチカラ”を合わせて、目標は3年間で3万人の命を救うということです!!



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