*****  2007SEP 28thFri   *****   シンガポールのちょこっと離れた島!!ウビン島〜笑いたくても笑えなかった旅〜のエピソードの話し! 
Friday, September 28, 2007, 23:00 - お笑い
シンガポールでマレー系の民族が昔ながらの生活を営むビレッジを「カンポン」と呼びます。
シンガポールで唯一開発されていない島、最後の「カンポン」が残るウビン島!
               最大の楽しみは熱帯雨林の自然の中のサイクリング!!



シンガポールの東の端にあるチャンギ空港の北部にある島、街中からウビン島へ、
MRT(地下鉄)バスなどの公共交通機関と10分間の舟を合わせても「1時間」程!
国内にも関わらず、友人からは出掛ける時に、「パスポートを持参するように。」と言われました。

・・・というのも、自転車レンタルで「パスポートの提示」がいるんだとか。
実際は自転車を借りる時には、パスポートはいりませんでした。。。





ウビン島、1日の滞在でたっぷり英気を養う事のできる島!
なぜって?・・・自然が発している「マイナスイオン」に触れられるんですよ!
道を囲んで熱帯森林の珍しい植物が覆い茂ります、椰子の木、ランブータン、バナナの木々など。
「自転車」で島をぐる〜りっと一周できます!道は補正されていて、案内看板も分岐点ごとにあります。
観光客や家族連れなど、初めての人達でも迷う事の無い様に、自転車コースになっています!

ところで、今となっては「笑える」、その時は、「笑いたくても笑えない」エピソードの話し!
実は、ウビンの島の最大の魅力「新鮮な海鮮料理」を満喫した後、
私達、「食後の運動!」と夕暮れのウビン島の森林へ改めて自転車で繰り出しました!
(食事の海鮮料理については、バックナンバー9月25日の記事*****  2007SEP22condSat  *****    The 蟹料理!シンガポールのちょこっと離れた島!!ウビン島〜食の旅〜の話し!を見て下さい!)

シンガポールの日没時間は、夜の7時頃。食事でたっぷり元気を補給し、その1時間程前に出発!
気分はすっかり、夕涼みサイクリング!森林の木々の緑が気温を涼しく感じさせてくれます!
この心地良さのあまり、昼間よりさらなる元気を出して自転車のペダルをこいでいました。
しかし、しばらくして気が付いた時には、すでに辺りは薄暗かったのでした。。。
ウビンの島のこの自転車コースには、一切電灯がありません。
そして、帰りの舟の出るフェリー乗り場がある場所は、ウビン島の南側に位置します。
その反対の北側で自転車を走られていた頃、すでにすっかり周囲は夜の帳が下りてしまいました。笑



この旅路を共にした20代後半の女性の友人は在星(シンガポール)歴が私と同じ、そろそろ「2年」!!
後日、このウビン島の森林での夜間サイクリングを振り返って、
「これまでのシンガポール生活で1番怖い思いをした・・・」と口を合わせて話しました。

何が起こったのか???実は、帰りの道に選んだコースが、森林の小道、正真正銘の山道です。
「森林浴コース」になっているものの・・・、「獣道」がこの道を横切っていた様です!笑
およそ30分の間に、
野生のイノシシが2匹、コウモリも数匹、目の前に現れました。フクロウの鳴き声も聞こえます。
夜になって活発に動き出したイノシシ達は、私達のこぐ自転車の音に驚き、ガサガサガサッ・・・
私達は「その驚いているイノシシに驚き!」・・・暗闇の中、木々の根が凸凹の山道のために、
家路に逸る気持ちでこぐ自転車の運転もままならず、なんだかとっても大変な状況でした。汗



みなさん、くれぐれもウビン島の夕暮れ時のサイクリングは気を付けて下さい!旅の準備は万端に!
実は、帰りの舟で、「シンガポールの本島」に着いた時、
フェリー乗り場の待合室これからウビン島へ向かおうという人達に出会いました。
そのいでたちで、彼らがサイクリング歴が長いことが分かりました。ヘルメットにも電灯が。
また、ちょうどその時、自転車に「電灯」を設置し、灯りが点灯するかをテストしているところでした。



さて、この暗がりの中の森林サイクリングの最中、ポツリポツリと建つ民家の前を通りました。

シンガポールのガイドブックによりますと、
ウビンの島の島民の数は、25程年前は3500人、3年前で200人、現在は55人。
昔ながらの暮らしがこの島では続けられています。
薪をくべ、ドラム缶で火を焚く、ここで暮らす人々の温かい光を目にしました。

このエピソードも含めて、今回のウビン島の滞在で、
町の暮らしでは味わえない大自然から学ぶ刺激をたくさん浴びました!喜



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