Saturday, August 04, 2007, 04:39 - 美食
今週、マレーシア・ジョホールバルに出かけて以来、友人に会う度にマレーシアの話しをしています。
そうしているうちに気が付いたのが、今回「マレー料理」を一切賞味できなかった事です!
去年の1月マレーシアの首都、クアラルンプールに住む日本人の友人を訪れた時の事、
友人達のグループがこぞって出動してシンガポールから来た私達に手厚い接待をしてくれました!
その頃、当時の首相、小泉首相がクアラルンプールを表敬訪問していました。
その直後だったため、首相が昼食をとったというレストランへ案内してもらいました!

その時、食べたのが初めての本格的なマレーシア料理でした!
ココナッツミルクががどの料理にもふんだんに使われていて、独特のスパイスの味が新鮮です。
多種類のおかずを少しずつ食べられるというスタイルも欲張りな私達には嬉しかったです。
そもそもマレー料理とは、マレー半島の国々、シンガポール、インドネシア、マレーシアに
住んでいるマレー系民族の人々が食べる料理の事を大枠で呼んでいます。
「大枠」と言われるのにも、その分布範囲が広くて、その地域毎に料理の特色もそれぞれです。
マレー料理に共通して言えるのが、ココナッツミルクとチリをふんだんに使っているという事!
例えば、↓↓↓↓↓ 写真の麺は、スープにはココナッツミルクと、
「サンバル」というマレー料理独特のペースト状の調味料が使われています!
チリ、トマト、にんにく、カピと呼ばれる小エビの塩辛、塩、コショウなどをつぶして作られています。
日本人にはお馴染みのマレー料理の焼き飯「ナシ・ゴレン」や焼きソバ「ミー・ゴレン」にも
このサンバルが使われています。ココナッツミルクとの相性が抜群に良いです!
サンバルはチリのイメージと違って、このサンバルの味には、甘いものから辛いものまであります。

ここで、代表的なマレー料理をもう1つ紹介しましょう!
肉の串焼き「サテー」と呼ばれます。ちなみに↓↓↓↓↓ 写真は
シンガポールの庶民的な食堂「フードコート」でオーダーした、鶏肉・豚肉・牛肉などの串盛りです!


そして、もう1つ欠かせない食堂で食べられるマレー料理の1つが、
「マレーライス」というおかずを数種類を選んで、御飯と一緒に1つの皿に盛る料理。
「ナシ・パダン式」の↓↓↓↓↓ 写真の様にカウンターに並べられたおかずは数十種類あります。

マレー料理は一般的な家庭料理の事で、おかずはカレーも含み、煮・焼きされたものがあります。
ガラス越しに見えるプレートの中から、好きなおかずを指差し、店員さんにオーダーします。
魚・肉料理などのうち1品、野菜料理のうち2品の様な選び方をします。
また、このマレーライスは御飯の上におかずが盛られている事もよくあります!笑
値段は、食堂で3$〜5$(1$=80円換算で日本円で240円〜400円前後)

シンガポールでは、屋台や食堂で食べるマレー料理は総称で「マレー料理」と呼ばれ、
レストランで食べられるマレー料理は「インドネシア料理」と呼ぶそうです。
マレーシアのクアラルンプールのレストランでは「小泉首相と同じメニューを!」と
オーダーをしてみましたが、しかし、外賓にはやはり特別メニューの献立をたてていました。
↑↑↑↑↑ 写真 ランチセットのデザートにはカキ氷のココナッツミルクがけが出ました!喜
マレー料理にはマレー半島の土着の食べ物が欠かせません。
独特の野菜やタピオカ、リーフやジャックフルーツなど、珍しい食材に、思わず舌鼓を打ちました!
| このエントリーのURL |





戻る 進む