*****  2008Feb5thTue   *****   国営マレー鉄道!シンガポールからペナンを繋ぐ急行列車が復活〜っ!!の話!  
Tuesday, February 05, 2008, 17:38 - プチニュース
立春を過ぎると暦の上では春です。冷たい風の中にも春を感じる事ができる季節・・・でしょうか?!
先月、気象庁が今年の桜の開花予報を発表しました、
それによりますと大阪の桜の開花は3月24日〜31日頃との事です!
春の味覚、ふきのとうも旬の季節を迎えています!そして、今日はさっぽろ雪祭りが開幕しました!
今月11日までの開催期間でおよそ200万人の来場が見込まれています!

さぁ!今日の写真は
シンガポールの地元紙の記事を読んでいて、思い出した2年前のマレー鉄道での旅の写真です!
マレー鉄道(KTM)は大変歴史のある鉄道です。起こりは1885年のイギリスの植民地時代、
タイの国有鉄道と合わせてマレー半島横断鉄道として国際列車もシンガポールまで運行しています。

2006年の1月、初めて訪れたマレーシアの首都・クアラルンプールから乗車して、
国境を渡り、当時中国語の留学で滞在していたシンガポールへ戻ってきました!
車窓から東南アジアらしい農村や農作物の畑が広がっていたのを、今でも鮮明に覚えています!
今日の写真の下段は、見づらい写真ではありますが、マレー鉄道の食堂車の様子です。



さて、先月1月15日、そのマレー鉄道のマレーシアペナン州バタワースとシンガポール間で
急行列車がおよそ7年ぶりに運行を再開しました!
シンガポール観光客のペナンへの誘致の効果を期待して、この急行列車運行再開が決まりました!
初日の15日は、バタワーズ発の一番列車の乗客は、10両編成にわずか10人だったそうです。

この急行列車は「エクスプレス・ラクヤット」と言います。
バタワースを午前7時に出発して、シンガポールまでの778kmを14時間で走ります。
復路は、シンガポール発は午前7時40分、
途中にあるマレーシア・クアラルンプールやイポー等20の駅に停車します!
片道の料金は、1等が127リンギ、2等が68リンギです。

今後、特に週末に乗車の乗客の数が増えると見込んでいまして、
「需要の数に応じて19両編成にまで増やす事ができる」     と、関係者は話していると言う事です。

 

マレー鉄道はマラヤ鉄道と呼ばれ、植民地時代にイギリスが線路を敷設したのが始まりです。
1997年にはマラヤ鉄道会社として(KTMB)として民営化されました。
そして、2002年に政府が経営権を再取得したという流れがあります。

また、バンコク〜シンガポール間では「イースタン・オリエント・エクスプレス」(E&O)」という
豪華列車も運行されています。等級は1〜3等、寝台車・食堂車があります。

私達の2年前のマレー鉄道の旅では、忘れられない旅となりました!
マレーシアを出てしばらくは、食堂車で焼きそばとインスタントラーメンを食べたり、
席で車窓を見ながら     「うつらうつら」・・・、うたた寝するなど、とってもくつろいでいました。
しかし、シンガポールの国境手前から大雨が降り始めました。そして、国境手続きを終えました。
シンガポールに入ってしばらくすると・・・、山沿いの大木が線路に倒れ!驚 
               『列車ごと立ち往生する!』     という事態になりました。
その後、周囲の道路を走っているタクシーの車体の側面の無線の電話番号を書き取り呼び出し、
乗客同士で相乗りをして街中まで戻る・・・という、旅の終結で思い出深い列車の旅となりました!笑

 



  |  このエントリーのURL  |   ( 3 / 1962 )

戻る 進む