*****  2008Feb6thWed   *****   2007年シンガポールの住まい事情の総まとめの話!  
Wednesday, February 06, 2008, 16:47 - プチニュース
シンガポールは去年、あるものの価格が世界で上昇率が1位となりました!
                           それは、「住宅の価格」です!

今日の写真は、つい最近までシンガポールで毎日目にしていたさまざまな種類の住宅の写真です!

 

これは、1月25日発表の住宅市場調査会社のグローバル・プロパティー・ガイドが
世界で公表されている政府などのデータを調査して、各国の住宅事情をまとめました。
そこでシンガポールの住宅価格の上昇率が24.9%が上海を抜いてトップとなりました!

シンガポールの住宅価格の上昇の主な原因は外国人労働者の流入です。
2007年の半ばの外国人の人口は、2006年と比べて14.8%増えて105万人となりました、
外国人の人口が100万人を突破したのは今回が初めてです。
人口の増加の中でも金融や医療関係の専門家達が増加しているということです。
この住民の増加に伴う住宅供給が追いついていない、というのも実情です。

一方、日本やアメリカはこの調査で、去年に比べて住宅価格の上昇率は下落していています。
アメリカはいわゆる「サブプライムローン問題」、
信用力の低い個人向けの住宅融資の問題が影響しています。





確かに、私がシンガポールに住んでいる間も、
特に去年の春頃から友人達から家賃の値上げや退去願いなどについて相談される事が増えました。
その内容は、家主さんに「家賃が倍になる。」「建て替えに伴う退去願いが届いた。」などでした。
国内の中心地でも、古いアパートや高級住宅のコンドミニアムなどが取り壊され、
新しい住宅を建設する工事が頻繁に行われています。

これは、去年シンガポール政府が外国人の専門職の受け入れの政策に積極的に踏み出したことで、
海外から仕事で移り住んできた専門職、富裕層の人々向けの住宅供給に働きかけによるものです。

シンガポールに長年暮らす人々にとっては頭を悩ます問題ではあります。
しかし現地で、国や町が大きな発展を遂げて様変わりする様子を温かく見守っているのでしょう。







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