****  2008July 6thSun   *****    ちょっと真面目に病院内のボランティア活動のお話し! 
Sunday, July 06, 2008, 19:40 - プチニュース
梅雨の合間を縫って真夏日が続いています。ここ数日は洗濯物もスピーディーに乾きます!
雨の水を吸った植物は青々と緑を茂らせ、個性的に花を咲かせています!
街路樹やよそのお宅のお庭に咲く初夏の花を見るのも楽しみです。今日の写真は祖母のところの花。
「小さな花で配色構成がユニーク!」と関心した後、帰宅。家の庭にもレンジ色の同じ花が!!笑

昨日看護師の友人に大変興味深い最近の病院事情を聞きました。神戸市内の私立の総合病院です。院内ではたくさんのボランティア団体が介入して、患者さんの入院生活を支えています。
例えば、セラピストの資格を持った方々がハンド・フッとマッサージを施すボランティア、
院内図書室の週に1度の運営とその書庫の管理をするボランティア。
入院患者さんとそのご家族のための図書室の本も全て寄付や寄贈で賄われています。
また、外来から入院が決まった患者さんの、院内案内をするボランティアさんもいます。
入院患者さんの全ての誕生日に手作りの贈り物とメッセージカードも用意してくれるそうです。
こうした活動に参加する方々は男性・女性といて、年齢は主に40代〜60代位、だと言います。



日本赤十字社の病院では、イギリスの民間青少年教育慈善団体からの若者を受け入れています。
イギリスには、自立心を養う、社会的な検分を広めるという目的で
若者に海外でのボランティア活動の機会を提供する団体がいくつもあります。

そのうち最も古くて規模の大きな団体、「GAP Activity Project」通称 GAPといいます。

大学を合格した若者のうち希望者は、大学の入学を1年遅らせてこの活動に参加します。
そのため、この慈善活動に従事している期間を「ギャップイヤー」と呼びます。
イギリスではこのギャップイヤーの若者たちを支援する動きも社会全体で高まっています。
このGAPは、イギリスの若者を全世界33カ国に派遣し、海外から国内への受け入れも行います。
GAPのメンバーは、一旦派遣される国の言葉をおよそ1ヶ月学んだ後に活動を始めます。

足利赤十字病院では、7年ほど前(2001年)からGAPのボランティアの若者を受け入れてきています。
これまでにイギリス・カナダなどの若者達が滞在しています。
院内の案内や外来患者の誘導、音楽ボランティアのコンサートのお手伝いなどを行っています。



これまでも肉親の看病や、祖母の付き添いなどで病院にいることがありました。
ボランティアさんの活動は家族にとっても、大変温かく感じられます。
地元の中学生の手作りのちぎり絵のメッセージカードや一般の音楽サークルのコンサートなど、
院内で病気への不安や孤独を感じている患者さんの心も優しく和らげくれているでしょう。

各総合病院では、ボランティア導入が積極的に行わています。
ボランティアサークルが設立され、個人での参加も募っています。
患者さんの話し相手、買い物、洗髪、足浴、など、資格や経験がなくても活動に参加できます。

御自信の暮らしに時間や気持ちの余裕のある方は、こうした活動に時間を費やすのも良いですね。



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