****  2008Aug 8thFri   ****   神戸牛に舌鼓!ヨ〜〜〜ッ!!ポンッ!!おいしさの秘密は!?というお話し!!  
Friday, August 08, 2008, 23:27 - 美食
神戸は雨が降らない日がしばらく続いているそうです。
友人を案内した京都からの帰りに乗った、タクシーの運転手さんから伺いました。
神戸の街は、少し早くお盆休みを迎えた観光客や里帰りの人々で賑わっています!

さぁ!地元神戸に戻ってきました!「故郷の神戸何が有名ですか???」

JAZZの発祥地! 神戸港の歴史が残す旧居留地! 中華街「南京町」! ファッションの街!

洋菓子メーカー! 靴の街! などなど、そして・・・、 “神戸牛”!!=KOBE BEEF!!

この言葉が最も外国の方々には分かりやすいようです!
2年間のシンガポール滞在で得た故郷の顔です。笑

そして!!お客さんが方を連れて神戸牛のステーキハウスに向かいました!
普段、私の最も好きな神戸牛が食べられる場所は、神戸市内の焼き肉店ですが。。。
神戸市中央区周辺には、しのぎを削ってステーキハウスがあります。

パフォーマンスをしながら焼いてくれる鉄板焼き風のステーキハウスです。
家族連れやカップルがシェフと会話しながら誕生日や記念日を祝ったりしています。

早速!コースメニューの野菜をシェフが目の前で手際よく焼き始めてくれました。
たまねぎ、こんにゃく、豆腐、ジャガイモ・・・色んな食材をそれぞれの味に仕上げてくれます。



そして!!友人が迷わず頼んだメニューが “神戸牛の刺身” 私も初めて頂きました。
肉の赤身に白いマーブル模様ができているのが脂肪とのコントラスト、自慢の霜降りです。

 「口の中でいつ溶けたか分からない!!」「初めての食感!!」口々に感想がこぼれました!

正に、この感想が神戸牛の肉の特色です!神戸牛が他の肉と違うところは、脂肪だと言います。
専門家による化学的な研究結果で、神戸牛のおいしさは脂肪の溶ける速さ!と証明されています。
神戸牛の肉質、特に脂肪の質が高く、融点=溶け出す温度が低いんです。
その温度は、他の種類の和牛と比べても低いそう。

・・・ということは、口の中でも比較的低めの温度で溶ける!という事になります。
これが、神戸牛を刺身で食べた時の「新食感」に繋がった!?のかもしれません。

ここで、神戸牛の定義と歴史についてお話しましょう!
神戸牛とは兵庫県で飼育された但馬牛の事です。
最近は、兵庫県の南の島、淡路島が良い血統の神戸ビーフを産出し、全体の6割を占めるそうです。
さらに、この但馬牛は指定された食肉市場で処理されなければいけません。
その上で、肉質の規格が一定以上のもの。その条件を満たした限られた牛だけが神戸牛です!

そして、神戸牛の元となるこの但馬牛をさかのぼると、歴史は大変古く明治時代になります。

もともと日本に、農耕や運搬などの労役に使われていた家畜で小柄な牛の一種がいました。
その在来種と明治時代に輸入された外国の牛とが掛け合わせれらました。
肉専用種として良い血のもの、それが現在で言う黒毛和牛と呼ばれている種類へと変わっています。
こうして改良され産み出された和牛の一種が但馬牛です。



ステーキハウスでは、
会話も弾み、シェフのパフォーマンスに拍手が沸いて、店内は笑顔でいっぱいでした!

デザートを食べようと窓の外を見ると、夜の帳がそろそろ下りようとする頃。
写真↑↑↑↑↑ 神戸タワーに三角の神戸海洋博物館、港町神戸らしい夜景が広がっていました。
六甲山系の連なる山の向こう側を夕日がピンク色に染めていました!

神戸にお越しの際には、是非!おいしい食べ物や景色など神戸風味を満喫して下さい!!
                        神戸産まれ神戸育ちの私からのお願いです!!笑





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