*****  2008Jan 7thTue   *****   七草粥の話!!日本2008年の喜びにあふれた幕開けの話! !PART5 
Monday, January 07, 2008, 22:53 - 健康・栄養
正月で疲れた胃袋を癒す!?「七草粥」の日です!七草粥を皆で食べて温まるのがこの日です!

今日の写真は今の日本の草木と夕日の風景です!今日撮影したばかりの写真です!!



TVのニュースで群馬県の臨済宗崇禅寺(そうぜんじ)の境内で開かれた
新年の恒例行事「七草粥会」がの様子が伝えられました!
ご住職さんがおぉ〜きな、おぉ〜きな鍋から湯気がたち、その釜を巨大しゃもじでかき混ぜていました。
この鉄の鍋はおよそ直径1m、およそ200人分の七草粥が準備されました。
7日の午前、崇禅寺の境内には七草粥を求めて檀家、およそ150人が集まって、
七草粥を食べ新年の無病息災を祈りつつ、ほっかほっかの七草粥で体を温めました。



1月7日に食べる、この七草粥には、「1年の初めに体を労わり、邪気を払う」意味が含まれています。
古くから、その年の豊年を祈願し、「家族みんなが元気で暮らせますように」と願いを込めました。

また、新年の祝膳で弱った胃を休めて、平常の食生活に戻す区切りとして、の意味もあります!

早春にいち早く芽吹く緑の草の七草、いずれもビタミンがたっぷりと含まれて滋養が豊かです。
日本のハーブといわれている七草の栄養的効能をここで紹介しましょう!

まず、「せり」には、 鉄分が多く含まれているます、増血作用に効果があります。
次に、「ナズナ」は、 解熱作用、利尿作用があります。
そして、「ハコベラ」は、 タンパク質が青菜の中では多く含まれいます。
また、古くから薬草として親しまれています、
その秘密にはミネラルなどの栄養分がバランスよく含まれているからです。
最後に、「スズナ」「スズシロ」は、
ジアスターゼという消化酵素が含まれているので消化を促進する様に働きかけます。

粥には芋粥、小豆粥などもあります!アレンジしやすいお料理です。
付け合わせを梅干や佃煮、キムチ、明太子、漬物などにしても粥との相性は良いですね。
普段から「疲れた胃腸」、「風邪などの体調不良」対策として栄養管理に取り入れられそうです。



「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」

七草粥の習慣は、
中国の古い習慣で、元は七草の菜であつもの(羹)=あんのお吸い物を作ったとされています。
それが日本に伝わり江戸時代には人々に広まったそうです。
古くはまな板の上で、草をトントン叩いて刻むその回数も決められていたとか。

正月七日に家族の無病息災を祈る祝儀。
新年を迎えた人々がその年の抱負を抱き幸福を祈る心は昔も今も変わらないですね。。。

7日が経ちました、みなさんの2008年の立志の気持ちは「まだまだ弾んで」いますか???



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