*****  2009Feb 7thSat   *****   蒸気機関車&富士山の鉄道計画!歴史〜最新まで電車のお話し! 
Saturday, February 07, 2009, 23:56 - プチニュース
今週はじめ、友人家族のお誘いで中国・上海からのお客様達と賑やかにお食事をしました。
旧正月の休暇で来日中のご家族、今月から関西に住み始めた中国人のご家族と、友人の家族と、
合わせて3世帯で、子供さんも交えてワイワイと豪勢な中華料理のテーブルを囲みました。

話題は、本場・中国のお酒を交えた接待のお話や、世界を叉にかけるITビジネスのお話し、など、
とっても興味深く、それぞれの方のご活躍に感心させられるばかりでした。
その3〜4時間の食事の間、2歳の子供さんがDVDプレーヤーをずっと見ておりこうにしていました。
おとなしくて賢いなぁ、とその画面をのぞくと、日本でもお馴染みの機関車の人気アニメでした。

では!今日の写真から。2005年の春に放送で中継した、大阪の交通博物館の展覧会の会場です。
“英国王室列車展”、イギリスでロイヤルファミリーが移動で利用する伝統ある専用の王室列車。
貴重な実物、レプリカ、模型、や写真などの展示で、歴史や車内が詳しく紹介されていました。





さて、先週、情緒ある鉄道の映像を見ました!自然の中を蒸気機関車が駆け抜けています。
このSLは70年以上現役で走っている機関車で「SLやまぐち号」と言うそうです。
列車の老朽化のために、今、JR西日本の京都の工場で大切に修理が施されているというものです。
SLやまぐち号が製造されのは1937年。C-57系の一号機で、当時、およそ200台作られました。
ファンの間では人気の高い蒸気機関車で、その流麗なフォルムを「貴婦人」と例えられいるそうです。
先頭の車両の煙突から煙をもくもくあげて走るその姿は、勇壮で凛々しく目を引きました。驚

京都市・下京区の梅小路機関区へ移し、老朽化が進んだ車両の一部を新しくします。
蒸気機関車には石炭と水を積む「炭水車」という車両があります。その車両交換のためです。

今のシーズンオフの期間を利用して修理を済ませ、来月(3月)からは運行を再開する予定です。
通常、JR山口線で3月〜1月の期間の土・日・祝日にこのSLやまぐち号は運行しています。
もうすぐ生まれ変わった姿で、また鉄道ファンや子供達など、観光客を楽しませてくれるでしょう!



最後にもう1ツ、鉄道のニュース。まだまだ構想の段階。しかし、実現が楽しみです!
先月(2009年1月)5日に、「富士山の五合目まで電車でGO!?」という記事が掲載されました。

山梨県側から五合目までを繋ぐ「富士登山鉄道」首都圏からの直通運転も夢ではありません!驚
この構想は、富士五合観光連盟が去年11月に打ち出したものです。

現在、富士山の五合目に登るのには、麓から歩いて登るか、
マイカーやバスを使って麓から有料道路「富士スバルライン」から林道を利用する2ツの方法。
鉄道は、この有料道路ゲート付近に始発駅を設けて、道路上に単線の線路を敷こうという計画です。

この方法をとることで、森林の伐採の必要が無く、富士山の自然への負担も少ない、と言います。
富士五合観光連盟の関係者は、この構想についてのメリットをいくつか挙げています。
環境面で言いますと、他には、電気鉄道を走らせれば、マイカーよりも公害が軽減できます。
また、現在は、雪のために通行止めで、富士山の観光シーズンは4月〜11月です。
これも、鉄道を走らせることで、「通年営業が可能になる」と期待がかかっています。

この「富士登山鉄道」のために「富士登山鉄道建設協議会」という団体が動き始めました。
関係者は「スイスでは100年も前から登山列車が走っている」と話し、積極的に取り組む姿勢です。

日本を代表する富士山に新しい魅力が加わる計画が、温かく地元の方々の手で進められています。





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