Friday, September 07, 2007, 03:16 - イベント
シンガポールで、スポーツバーやケーブルテレビなどで「スポーツ観戦」は、
ここで暮らす諸外国の人々によって楽しまれる人気の娯楽の1つです!!
今日はスタジアムで観戦するシンガポールのサッカーリーグについてのお話しです!
2002年の日韓共同開催のFIFAワールドカップ以来サッカーへの関心が高まりました。
当時、ワールドカップの開催に焦点を合わせて完成された会場、「神戸ウィングスタジアム」
(現在のホームズスタジアム神戸)について全国的な話題となりました。
私はNHKのリポーターとしてこのスタジアムからの中継を何度も行いました。
「サポーター達の熱気」「ピッチの芝の設定」「期待に胸をふくらます地元の人々の声」などなど
サポーターや関係者の方々マイクを向け、その声に耳を傾けているうちに、
気が付いた時にはすっかり自分自身もサッカーファンとなっていました。笑
さて、今夜!!シンガポールで日本人チームの活躍が見られるサッカー球技場へ。
まず! ↓↓↓↓↓ 写真 試合会場の熱気に感激しました!
その観客席を見たところ、多国籍の人々が日本人サッカー選手たちを応援しています。

今夜出かけたのは、シンガポールのサッカーリーグ「Sリーグ」の試合。
その日本人チームというのが「アルビレックス新潟・シンガポール」
シンガポールを本拠地としている、J1のアルビレックス新潟の一部組織にあたります。
「アルビレックス新潟・シンガポール」は選手全員が日本人です。
このSリーグは、「多国籍国家」のシンガポールらしい、国際色豊かな特色あるリーグです!
Sリーグには12チームありまして、そのうち4チームが中国・韓国・日本などの国際チームです。
残りの8チームには、外国人選手の枠があり、各4人づつ外国人選手が所属しているそうです。
関係者の方によりますと、ヨーロッパやアフリカからの選手もこのSリーグで活躍しているとのこと。
さて、今夜の対戦カードは、↓↓↓↓↓ 写真
日本人チーム「アルビレックス新潟・シンガポール」と「バレスチア カルサ FC」の試合です!
試合が行われたのは、アルビレックスのホーム「ジュロンイーストスタジアム」です。
高層住宅に囲まれたこのスタジアム、植え込みの椰子の木が南国独特!とっても新鮮に映りました。


この住宅街にあるスタジアム、なんと言っても観客席からピッチまでの距離が近いのが魅力でしょう。
観戦していますと、ピッチの上を駆け回る選手達の汗、息使いまでこちらに伝わってきます。
夜の7:45キックオフ!会社帰りの会社員の男性やアルビレックスのユニフォームを着た子供達、
選手達へ多国籍な言葉で声援が飛びます!「英語」「中国語」「マレー語」「福建語」???
どの言葉か?は区別できませんでしたが、とにかく熱狂的なファンには間違いありません!
残念ながら、今夜の試合の結果は1−1と引き分けに終わりました。
相手チームの応援の太鼓や鐘に混ざる掛け声や、得点すると流れるチームのテーマソングなど、
サッカースタジアムならではの賑わいを感じて、さわやかな夜を過ごすことができました。


アルビレックスのホームジュロンスタジアムの観客席の独特の雰囲気がすっかり気に入った私達、
関西出身の友人と、ここで話題になったのが「甲子園球場のライトスタンドの応援」について。
日本で暮らしていた時には仕事の帰りにプロ野球を観戦するのも娯楽の1つでした。
甲子園球場のライトスタンドと言えば、熱心な阪神ファンが陣取る絶好のシートです。
そこのファン達は、選手達へ向かって地声を張り上げ・・・、試合のシーン毎に一喜一憂します。
これが、時に「ヤジ」と呼ばれていますが、ファンがそれぞれ監督気分で選手達に声援を送ります。笑
長年に亘り、チームを見守る愛情たっぷりのファンだからこそ!「なせる技」だと思います。
ところで、このアルビレックスは2004年に「シンガポールのサッカーのレベルアップへの貢献と、
所属選手達の国際経験の充実化を図ることを目指して」設立されています。
今夜、このゲームが行われたジュロンイーストスタジアムを囲む住宅の駐車場には、
止められたトラックの積荷に登って、試合の行方を見守るファンもいました。
日本の代表として、ここシンガポールで「地域に愛されるチーム」として着実に前進しています!
「サポーターのみなさん」そして「選手の方々」に!エールを送ります!!力を合わせて頑張って!!
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