*****  2007Aug 9thThr   *****   Tan Pin Pinのドキュメンタリーフィルム「SINGAPORE GAGA」でシンガポールの庶民文化と芸術の音を見る話!  
Thursday, August 09, 2007, 17:26 - エンターテイメント(MUSIC/MOVIE/BOOKS)
遂に、シンガポールの独立記念日、ナショナルデーがやってきました!

ナショナルデーイブの夜は、駅を行きかう仕事帰りの若者達からは
祝日前のわくわく、そわそわした雰囲気が伝わってきました!

ところで、ナショナルデーの今日は、映画のご招待を受けました。
ドキュメンタリーフィルム「Invisible city」は、TAN PIN PINさんの新作です。



シンガポールのFILM MAKER TAN PIN PINさん。
今年5月、彼女の友人から依頼を受けて、映画の一部の日本語でのナレーションを収録しました。
(詳しくは、5月23日の記事を見てくださいね!
*****   2007May21thMon&23rdWed   *****
               映画監督Tan Pin Pinの新FILMEのナレーターをおおせつかりました!)

そこで、出かける前に、以前のPIN PINさんの作品をDVDで鑑賞しました。
「SIGAPORE GAGA」。去年各地で高い評価を受けている作品です!

              ここで、ご紹介しましょう!



              「one dollar〜 one dollar〜 Aunty〜 Ancle〜 小姐〜 小妹〜・・・ 」

映画を見終わった後、この歌が頭を離れませんでした。
この歌は、このフィルムの中で、
駅の改札付近でティッシュを売るおばさんが歌っていた歌です。

シンガポールでは毎日目にする光景です。駅の付近で国から許可を得た一部の身体障害者の方々がストリートパフェーマンスをする代わりに募金を募ったり、ティッシュやお菓子を売ります。

このおばさんが歌う歌には、童歌のような節がついていていました。
歌詞の内容は、とってもシンプル、
「そこのおじさん!おばさん!おねぇちゃん達、1ドルのティッシュ、買って行ってね!」と。

この「SIGAPORE GAGA」は、映像と音を使って、シンガポールの習慣や文化を伝えています!
このドキュメンタリーの魅力はずばり!「音」と言えるでしょう。
シンガポールの庶民の暮らしに沿って様々な音をフィーチュアーしていきます。
例えば、有名な腹話術師、プロのパフォーマー、ラジオの福建語のニュースアナウンサーなど。

1年9ヶ月シンガポールで暮らしている私でさえ、「あ〜っ」「そう!」「そう!」の連続です。

私がとっても感動したのは、「MRT(地下鉄)のアナウンス」の声の女性。
映画には声だけが、シンガポールなまりの英語との比較の対象として登場します。
この映画のDVDには、追加映像にこのアナウンスの声の持ち主の女性が登場します!!

               「Juanita Melson」さん。

シンガポールのMRTでは、
どの駅の改札・フォーム・駅の構内の至る所でこのアナウンスを耳にします。

                「Your attention please...eating all drinking are not allowed・・・Thank you・・・」

Melsonさんは映像の最後にこのアナウンスをサラッと実演します。
シンガポールで最も有名な声の持ち主に数えられるでしょう。

「SIGAPORE GAGA」。
ギターやリコーダー、ハーモニカなどの楽器の心地よい音楽が散りばめられ、
シンガポール人の庶民の暮らしから生まれた文化や芸術をいくつも発見する事ができるでしょう。



ちなみに、去年のナショナルデーのパレードのクライマックスシーンの映像が含まれていました。
それを見て、今夜の町のお祭りムードに盛り上がりにも期待が膨らみつつ、家を出ました。

               「HAPPY HAPPY HAPPY NATIONL DAY!!」



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