****  2008Sep 9thTue   ****   世界遺産フランス“モンサンミシェル”のも〜〜〜っと詳しいお話!!    
Tuesday, September 09, 2008, 23:48 - プチニュース
神戸は19日ぶりに気温が30度を下回りました。過ごしやすい一日、と報じられていました。
19日前に暑さが和らいだ日があった事に驚きました。笑 確かに・・・秋の気配のする夕方です。

今日は先週の記事に引き続き、世界遺産のフランス北西部のモン・サン・ミッシェル修道院のお話。
カトリックの巡礼地であり、世界各国からの観光客を集める神秘的な修道院です。
1年の4ヶ月は陸から続いた干潟に、それ以外の季節には陸地から18kmの海上に存在します。
そのユニークな地形については、 Ristorante FUWA le の9月6日(土)の記事をご覧下さい!!

(☆☆☆☆  画面右側の「サイト内検索」に「修道院」とキーワードを入力して下さい! ☆☆☆☆
 ****  2008Sep 7thSun   ****   フランス・モンサンミシェル(le Mont-St.Michel)修道院の
                         「驚異」と「微笑みの出会い」のお話!!)

 

 

そのスケールの大きさに、近づけば近づく程に驚くばかりです!
観光バスの中で、ガイドさんに修道院の地図を渡されました。中で迷う人がいるからです!驚
要塞のように、修道院施設とお土産屋さんや宿泊施設が密集しています。

軍事的な観点でもモン・サン・ミッシェル修道院は軍事建築のモデルとなっている、と言います。
一方で、修道院建築ではひときわ異彩を放つため、ユニークなモニュメントと呼ばれています。
中世の独特の建築術、ノルマン様式、ロマネスク様式等が混在する貴重な存在を意味しています。

今年は、1300年を迎えています。1874年に修復工事が始まっています。
数世紀に渡った増改築は、2つの大きな要素を柱に繰り返されていることが分かっています。
それは、「修道僧の生活」と「特殊な地理条件」という条件です。
地理条件とは・・・ピラミッド型の山の地形。708年にトンブ山の上に聖堂が建設されました。
10世紀には、修道僧の暮らしを中心として村となります。その村は山の裾野へと広げていきました。
14世紀には、岸壁にも至るほどの集落となっていたそうです。

修道院建築でも類のない建物です。綿密な考慮と技術が施されています。
中でも13世紀の建築家の傑作と絶賛されるのが、メルヴェイユ棟と呼ばれている施設。
この棟は4階建ての2つの棟を、傾斜した岩にたてかけられています。
修道院建築の至宝(しほう)とたたえられて、建築家達の高度な水準が評価されています。



1300年の記念の年を迎えている今年(2008年)、より多くの人がこの地を訪れるのでしょう。
このモン・サン・ミッシェル修道院の頂点に鎮座しているのが大天使のミカエル。
実は、イタリア・ローマのあるお城でも同じようにそびえるミカエル像を見ました。
ヴァチカン市国に近いナヴェレ川沿いのサンタンジェロ城(Castle Sant' Angelo)です。
両方の地を訪れる機会がありましたら、是非見比べてください!!

ミカエルは古くから特別な伝説を残し、ヨーロッパ各地の人々の間に崇拝観念が浸透していました。
またの機会に、この偉大な大天使ミカエルについて Ristorante FUWA le でもお話しましょう。。。



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