****  2008Sep 7thMon   ****   大阪タワー&シンガポールのプラナカンプレイス de 古きよき時代の風景のお話し! 
Monday, September 07, 2009, 23:53 - プチニュース
今日、大阪タワーが有終の美を飾りました!
大阪タワーは大阪駅の近くにそびえたち、観光のピークでは1日に4千人の人々が訪れました、
昭和42年にはウルトラマンにも登場しました!怪獣のゴモラを輸送中の対策本部だったそう!?笑

昭和41年から去年の6月まで、42年間電波塔として使われていまして、
大阪タワーには、大阪のエッフェル塔と言われる「通天閣」より9m高い位置に展望台がありました。

このたび“都心で”“だるま落し工法”“高層タワーを”と、解体作業の内容も話題になりました。
竹中工務店は解体工事を報道陣に公開しました。世界的に見ても珍しく、新工法だそうです。
「だるま落し工法」また、「竹中グリップダウン工法」と呼ばれます。
だるま落しの遊びと同様に、鉄塔を足元(低層)から徐々に解体していきます。
1回に5mずつ合計14回に作業が行なわれ、今年(2009年)年末には大阪タワーが姿を消します。

先日(8月24日(月))の記事でも予告しました。プラナカンプレイス(Peranakan Place)の続きです。
バックナンバーをご覧になって復習して下さい。笑
(☆☆☆☆ 画面右側の「サイト内検索」に「プラナカン」とキーワードを入力して下さい! ☆☆☆☆
 *****  2009Agt24thMon    *****   
 2009年夏のシンガポールの町から、古きよき日の時代のお話し!)

シンガポールの街中には“変わらない姿”のままの町並みが、美観地区として残されています。
Peranakan Placeは、まさにシンガポールの中心オーチャード通り(Orchard)に面しています。
具体的には、ミッドポイント・オーチャード(Midpoint Orchard)
またはオーチャード・エメラルド(Orchard Emerald)等と呼ばれている地域です。

このエリアは、皆が率直に住みたいと思うエリア、写真の右側↓↓↓↓↓ 高級住宅が建設中です。
↓↓↓↓↓ 写真左 現在はショップハウスとして飲食店などやブティックなど店舗になっています。
カラフルな色取りでペインティングされ、細かい装飾が施されています。
屋根の瓦や、玄関のタイル、柱などよ〜〜〜く見て下さい。当時、大切に建てられたのが分かります。

 

 

ガイドブック等では、Peranakan Placeのショップハウスは2階建てが多い、と書かれていますが、
実は、1ツづつのフロアーが高い作りの3階建てや4階建て、それが、吹き抜け、等の作りもあります。
私の友人の一人は、Orchard Emeraldの一棟で雑誌社を立ち上げました、
ここから、シンガポールの英字誌で最大販売部数の雑誌、サッカー専門の新聞等を発刊しました。
何度も、彼らのオフィスに遊びに行った事がありますが、40人程の人が建物の中で働いています。
それ程、大きな作り、なんですよ。実際に、中に入ってみないと、その広さは感じられません。

最後に、ご存知ない方に、オーチャード(Orchard)の土地の歴史を簡単にご紹介します。
Orchardは、果樹園という意味です。19世紀までナツメグなどを栽培する果樹園がありました。
今から20数年前、当時の首相、リー・クアン・ユーがOrchardをショッピングセンターにすると宣言、
シンガポールの政府の政策を見事に実現したエリアと言われています。
それ以前のOrchardは、果樹園を持つ裕福なヨーロッパ人や中国人が屋敷を構えた高級住宅街です。
20世紀中頃、マレー鉄道が陸の橋を渡って横切っていたんだそう。
今日の写真の↑↑↑↑↑ Orchard Emeraldの家々の裏手をマレー鉄道が走っていたんですよ!驚

今年、シンガポールが独立して、44年を迎えました。シンガポールの建築物を語るのに
「コロニアル様式」「コロニア風」という言葉が欠かせません、“植民地時代の”と意味しています。
現在のこのPeranakan Placeのショップハウスから想像する昔の風景は、
オーチャードには広い庭を持つ豪勢な屋敷や、そのお金持ちが所有する緑がいっぱいの果樹園です。
是非、遊びに出かけられた際には、変わらないシンガポールの町に思いをはせましょう。良いですよ!



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