Monday, June 11, 2007, 23:12 - 美食
北京旅行から帰ってきて1週間が経ちました。大学での中間テストはあと1科目!
北京旅行へ出かける前から、
多くの先生達や友人に「北京ダックは是非食べてきなさい!」と勧められていました。
こんがり焼けたダックの皮を中華風のクレープに包んで食べるという歴史ある一品です。
北京ではこの北京ダックをメインとした多くの北京料理屋店がしのぎをけずっています。
いい色にこんがりとローストされた北京ダック、それぞれの店の自慢の製法で勝負していました。
「ダックの皮のクリスピー感」・「ダックそのものの脂のノリ」・「ダックを包む餅」・
「ロースする方法」などそれぞれの店でこだわりぬいた味です。
また、その店の特色は、聞いているだけで北京の代表料理の風格を感じさせてくれます。
「1800年代から創業の老舗店」や、「毎日200羽限定の店」、「3日前から予約の必要な店」など。
実は、6日間の旅行中に北京ダックは夕飯で2度頂きました。
思い出しただけでも口の中がトロケそうなその味をここで紹介しましょう!
まずこの店は、↓↓↓↓↓写真
北京ダックに包む「具」に特徴がありました。パイナップル・メロンなどの果物が含まれています。
また、野菜もきゅうりだけではなくて、レタスやたまねぎなども包みます。
加えて、皮に添える「味噌」についても、
スタンダードな味噌に合わせて、ドレッシング風で甘いソースと2種類あります。
厨房をのぞいてみると、↓↓↓↓↓写真
北京ダックの調理だけを専門にする部屋に分かれていました。
そして、1台の大きな釜に、薪をくべ3箇所の穴からシェフ達がダックを釜へ中ずりにします。
変わって、もう一店舗の北京料理店では、↓↓↓↓↓写真
シェフが客のテーブルの側まで北京ダックをまるまる運び、目の前で皮を削ぎ切りにします。
具はシンプルで、長ネギときゅうり、とダックです。独特の味噌で味を加えます。
北京の土産話も欠かす事のできない中華料理の代表「北京ダック」、
時間を掛けて焼き上がったこのアヒルの皮だけを頂く事が珍しくとても贅沢にうつります。
改めてここで基本の製法を紹介しましょう!!
まず、まるまる太ったアヒルの皮の表面に飴を塗って日光にさらします。
そして、ローストする時にはその表面が茶褐色になるまでじっくりとあぶり焼きにします。
このダックをネギなどの薬味、味噌、と共に小麦粉でできたクレープのような皮で包みます。
ところで、「北京料理」は、その昔北京の街が異民族の征服王朝の下で栄えています。
その特徴は北の寒い土地柄から、油をたくさん使ったカロリーの高い料理で、しかも味付けも濃い目です。
モンゴルや満州族の料理、山東料理、揚州料理などに影響を受けたと言われています。
日本の家庭ではいまやたくさんの中華料理が親しまれています。
本場で食べる中華は、円卓のテーブルを皆で囲みたくさんの種類の大皿を分け合います。
そのおいしさに、いつもより濃い味付けや油分さえも忘れ箸がどんどん進みます。
北京の思い出には食を抜きにしては語れないと実感するばかりです!笑
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