****  2008Jun12thThr   *****    汗と健康、美肌とミネラル・・・夏の元気の源、栄養素のお話し!  
Thursday, June 12, 2008, 23:29 - 健康・栄養
今朝まで本格的な雨が降り続きました。しかし、午後にかけて徐々に天気が回復しました。
梅雨前線が日本列島の南の海上まで押し出された影響で週末にかけてしばらく晴天が続くそうです。
お昼間すっかり天気は快晴になり、気温もぐっと上がりました。30℃を越すとの天気の予報。
今日は、大阪のFMラジオ局の番組でも、真夏の爽快なナンバーがばかりが選曲されて流れています。
快晴な空の日。写真はシンガポールでのフライングディスク(=フリスビー)のアジア大会です!
(詳しくご覧になりたい方は、過去の記事を見て下さいね!
☆☆☆☆  画面右側の「サイト内検索」に「フリスビー」とキーワードを入力して下さい!  ☆☆☆☆)
 

さて、今日は夏の栄養と健康のバランスのお話し。
常夏のシンガポールでは、一年を通して室内の気温は日中は平均的に30度前後でした。
日本では、外気が30℃を越えますと「真夏日」と呼んで、思わず「暑い」と口にしますね。笑
気温が高い日には、運動をしなくとも軽い作業をするだけで汗をかきます。

ちょっと、気が早いようですが、汗をかくことが夏バテや疲労の原因になること知っていますか?
夏バテ、身体の力が弱ってしまうのには、この汗をかいた時に流出する「ミネラル」が一因です。
汗をかくと同時に、体内の塩分が出ていってしまうのはよく知られています。
汗は99%が水で、次に多く含まれているのがナトリウム、食塩水の様なものです。
他には、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどの、ここでいう「ミネラル」も含みます。
ミネラルは人体構成の中で4%、少ない量ですが、果たす役割は大変重要です。
ミネラル不足は、不眠・食欲不振なども引き起こして、疲労が溜まって大変疲れやすい状態です。

その理由には、
ミネラルやビタミンといった栄養素が欠乏すると、三大栄養素が効率よく吸収・作用されません。
三大栄養素の炭水化物・たんぱく質・脂質は、ミネラルが働きを助けています。
加えて、ミネラルは体内機能を調整作用しています。ビタミン・ミネラルで五大栄養素と言います。

ミネラルの栄養素としての働きを簡単に言いますと、健康状態をバランスを良く保つ役割の要です。

夏場に多量に汗をかくことで、夏バテや熱中症を引き起こしてしまいます。
また、厚生労働省の昨年(2007年)の発表によりますと、
「7月・8月には熱中症が最も多く発生しています。しかし、5月・6月にも発生する災害です。」
と、しています。熱中症はひどい場合には死亡するというケースもあるので、災害と呼ばれています。
加えて「直射日光により高温環境となる屋外作業所等では、熱中症の予防事項を守りましょう。」
と、予防対策の詳細に続きます。そこで、多量の汗をかくことへふれ、その注意も促されています。



気温の高い日に激しいスポーツをすると、 10リットル程の汗を流すと言われています。
また、通常に成人で、一日に平均 0.5リットルの汗をかきます。
ですから「軽く汗をかいた」と感じても、 1リットルぐらいの汗をかいていると思っていて下さい。

そして、身体に大切なミネラルの補給をお忘れなく!
ミネラルは身体の中で作り出すことができない栄養素です。食べることで補っていきましょう!
ミネラルを多く含んでいる食品、新鮮な野菜や果物、海藻を意識的に摂取すると良いです。

それから、それから・・・「お肌の健康」にもミネラル不足は大敵です!
特に、亜鉛、マンガン、マグネシウム、銅、イオウ、ヨウ素が美肌のポイントです!

ミネラルのバランスの良い補給で、身体全体の機能を強化させて、疲労を吹き飛ばし、
快眠・快食・ストレスフリーで健康と美肌をゲットして下さい!元気に毎日を過ごしましょう!!



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