****  2008Jun21stSat   *****    シンガポールから881日本へ上陸!のお話し!!  
Saturday, June 21, 2008, 23:23 - エンターテイメント(MUSIC/MOVIE/BOOKS)
今週火曜日(6月17日)、シンガポールの話題作の映画が日本に上陸しました!
この試写会の会場には、シンガポールから主役の女優2人が舞台へ姿を見せました。

東京・九段下の科学技術館サイエンスホールで特別試写として日本で初めて公開されました!
アメリカ・タイムズ紙でも取上げられた新進のシンガポール人の映画監督、ロイストン・タン監督、
映画のタイトルは邦題で「881 歌え!パパイヤ」!

写真は、北緯1度のシンガポールで見られる、南国のフルーツパパイヤの数々!
日本では見られないような形式で、南国フルーツは普通に売店で、切り売りされています。驚



さぁ!
去年(2007年)シンガポールで社会現象をも!?引き起こした作品が「881 歌え!パパイヤ」!
痛快なテンポのストーリーと、笑い、なんといっても200着を越えるステージ衣装!!
きらびやかな衣装と派手な舞台演出で、作品はより印象深いものへと変わっています!
和服の衣装、オリエンタルな民族衣装など、数百人のダンサーが登場するフィナーレは圧巻です!

シンガポールのお盆の時期の季節の風物詩の舞台を題材にしました。国民的な伝統行事です。
歌台(ge dai=グータイ)というステージ。死者の魂を迎えるために・・・、
ユニークにも!!     歌謡ショー     を集合住宅の空き地や広場で開催します!笑
古めかしい歌謡曲、司会者のベタなジョーダン、など、しかしそれが古くて逆に新しい!?



加えて、シンガポールの実情を鮮明に描いた作品です!本とのシンガポールが見られます!
シンガポールで2年間暮らした私の感想は・・・、この作品では観光では見る表面の姿ではない、
シンガポールの庶民の住まいや食べ物、普段着、言葉、など、とてもリアルに描かれています。

中国系の民族が国民の78%を占めるシンガポール、中国からの文化や風習が日常に濃く残ります。
このお盆の風習、歌台というステージも、もう少し広く諸外国の華僑の人々を見てみますと、
台湾や香港、ベトナム、マレーシアなどの国々でもあります。
庶民が集まり道端で突然、歌謡ショーが始まる、という少々規模の小さいものが主です。
それに比べますとシンガポールの歌台は、独特!
住宅街の広場や空き地に照明付きの立派な舞台を組んで派手にやります!
その数!東京23区よりも少し小さな国土のシンガポールで、なんと!!! 500!!!驚 
を越えます!通勤・通学の途中、また、自宅にいても、どこかしこからこの音が聞こえてきます。
この作品で、取上げられることで、この昔ながらの歌謡ショーが改めて盛り上がりを見せました!



日本通で知られるロイストン・タン監督、満を持して、この特別試写会に望んだことでしょう。
北海道を舞台にした作品もあります。これまで、日本の映画祭でも作品を公開していきています。
「881 歌え!パパイヤ」は、こうしてヒットした作品ですので、思い入れも強いことでしょう。
ところで、「パパイヤ」は主人公のユニット名、パパイヤ・シスターズからきています。
作品のステージ衣装で舞台に挨拶に登場したパパイヤシスターズの二人!ミンディーとヤンヤン。
福山雅治の大ファンの二人に、試写会にはお笑い芸人みっちーが福山雅治のモノマネで歓迎。笑
そして、映画の挿入歌の「ワイルド・フラワー」を劇中さながらで熱唱しました。
二人が歌って踊る姿へ試写会の観客も引き込まれたことでしょう。
羽根やスパンコールなど、派手な衣装に、最初は圧倒されてしまいますよ。笑

映画でも、歌謡ショーのステージで上で文字通り妖艶に輝くパパイヤの二人魅せられます。

「881 歌え!パパイヤ」は8月9日より公開されます。お薦めの作品です!



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