Thursday, September 11, 2008, 10:31 - プチニュース
午前9時20分頃、北海道の十勝沖で震度5弱の地震が起こりました。各地で津波注意報による避難勧告が出さされました。
震源地付近、及び北海道・岩手県沿岸部にお住まいの皆さんの安全が心配されます。
一昨日の Ristorante FUWA le の記事で話題になりました大天使のミカエル。
フランスの世界遺産モンサンミシェル、ローマの城にもミカエルの像が頂点に祀られています。
私はどの宗教も信仰していませんが、古の人々が崇拝した偉大な天使、なんだか興味を持ちました。
そして、「大天使」自体もあまり聞かない言葉です。天使の位階のひとつ、四大天使もいます。
キリスト教の教えでは、ラファエル、ガブリエル、ウリエル、とミカエルが四大天使です。
ミカエルは、中世の宗教的観念においてミカエルは天使の軍団長です。
剣と秤を持った姿がよく描かれています。兵器や秤に関連した職業を生み出し発展させました。
そもそも伝説の大天使のミカエルは「旧約聖書」に登場しています。
ユダヤ教からキリスト教、イスラム教へと引き継がれています。
実はイタリアの城塞「サンタンジェロ城（Castel Sant'Angelo）」ではミハイルと呼ばれています。
↓↓↓↓↓ 写真 案内して頂いたガイドさんに伺いますと、
「イタリア語で言うミハイルは、フランスのモンサンミシェルのミカエルと同一の天使です。
イタリアでは四大天使のミハイル、ガブリエルがよく知られています。」と教えて下さいました。
調べてみますと、ミカエルはヘブライ語、英語のマイケル、フランス語のミシェル、
また日本語ではミハイル、現代ギリシャ語とロシア語読みから転写しています。
世界遺産モンサンミシェル修道院について Ristorante FUWA le のバックナンバーをご覧下さい！！
（☆☆☆☆ 画面右側の「サイト内検索」に「修道院」とキーワードを入力して下さい！ ☆☆☆☆
**** 2008Sep 7thSun **** フランス・モンサンミシェル（le Mont-St.Michel）修道院の
「驚異」と「微笑みの出会い」のお話！！
**** 2008Sep 9thTue **** 世界遺産フランス“モンサンミシェル”の
も〜〜〜っと詳しいお話！！ ）
サンタンジェロ城は日本語で「聖天使城」という意味です。↑↑↑↑↑ 写真 青銅製ミカエル像。
城の塔の上に、剣を鞘に収める大天使ミカエルがいます。戦いを終えた姿にも見えます。
1752年にラファエレ・ダ・モネルポが作ったもの、それ以前は大理石の像だったといいます。
サンタンジェロ城周辺では、6世紀頃にペストが流行した頃の逸話がいくつか残されています。
ミカエルがこの地に降り立って疫病の終わりを告げたという説。
他に、法王グレゴリウス�祇い量瓦縫潺�エルが現れてぺストの終息を告げたというもの、等。
古代ローマ皇帝ハドリアヌスの霊廟（れいびょう）、先祖や偉人の霊を祭った宮、みたまやでした。
その建物を15世紀に城塞に改築しています。オペラの「トスカ」の舞台にもなっています。
城へ向かう橋、サンタンジェロ橋(ponte Sant'Angelo)にはベルーニ作品の天使像が並んでいます。
変わって、↓↓↓↓↓ 写真はフランスのモンサンミシェル修道院です。
鐘塔には金メッキの立派な大天使ミカエル像があります。
この像は1897年、建築家ヴィクトル・プティグランの要請によって
彫刻家のエマニュエル・フレミエが制作しました。1987年に修復され改めて輝きを放っています。
モンサンミシェルはノルマンディー地方の南部の沖、潮の満ちひきの差が激しい特殊な土地です。
1300年前、このトンブ山に聖堂建設を命令したのも大天使ミカエルだと言い伝えられています。
ミカエルへの人々の崇拝観念は広く浸透していましたが、さらに大きくさせた出来事があります。
それは、モンサンミシェル修道院が舞台です。100年戦争において、要塞と化しました。
モンサンミシェルは、イギリス軍に進攻されませんでした。
攻撃を防護したのは、修道院の頂上に鎮座し山を守り続けているミカエルの力だと信じられました。
そもそも、ヨハネの黙示録で大天使ミカエルは、悪魔の象徴である龍と戦って打ち倒します。
最初のミカエルに対する崇拝を表す聖堂が建設されたのがイタリアのカシノ山、492年の事です。
4世紀以来ローマ帝国には既に、広くミカエルに対する信仰は行き渡っていました。
ヨーロッパ各地で1000年頃にはミカエルを奉った教会やチャペルが特に丘や台地に建設されました。
中世の人々は、来世に不安を抱えながら生きミカエルによって癒されていたともいいます。
まだまだ、大天使ミカエルについての偉業や伝説は尽きませんが・・・このあたりで。。。
そろそろイギリス・フランス・イタリア周遊の旅から食事の話題もしましょう！お楽しみに〜〜〜！！
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