*****  2009Feb13thFri   *****   春一番の風に乗せてアメリカの日本へのたび事情の今なお話し!  
Friday, February 13, 2009, 18:22 - プチニュース
今日(2月13日)気象庁は、各地で「春一番」が吹いたと発表しました。
発表された地域は、関東や北陸、東海、中国、四国、九州北部・南部です。
福岡管区気象台によりますと、夕方、福岡市で最大瞬間風速20.6mを記録しています。
台風並みの強風が吹き荒れ、暴風警報も発令されました。今日は全国的に荒れた天気になりました。
2月13日での春一番は、過去10年で最も早い観測です。=過去10年で最も早い、春の到来です!



今日は、最新のニュースで伝えられた、この金融危機の中「上々吉」というビジネスのお話です。
アメリカニューヨークで先週末、開催され博覧会が、「トラベルショー(旅行万博)」です。
展示会場に、世界各国の旅行会社などブースが一同に会する大規模なイベントです。
しかし、現在、海外旅行を取り扱う旅行業者は、ドル安の影響で大打撃を受けています。
会場でも、特にヨーロッパ等へ向かう旅行が割高となっていて、頭を抱えていたのだとか。
どこで、なぜか・・・アメリカに代理店を持つ日本の旅行会社“だけ”は、
この不景気の最中、上々な手ごたえを感じている分野があります。
それが、「アメリカから大学院生を日本へ送る修学旅行のプラン」というのです!

一般に最近の景気の悪化で日本への旅行者は減っています。円高もアメリカ人には不利な要因です。
しかし、この苦境のさなか、着実に実績が上がっているのが、大学院生の日本への修学旅行。
このプランは、ハーバード大学などのビジネススクールなど名門校の大学院生が、
日本型のビジネスを学べる様に、日系企業や自治体を訪問する、プランが組み込まれています。
この旅程には、京都等の観光地ツアーもあります。人気の秘密は、もちろんこの会社訪問です!!

JTBのマンハッタン支社の担当者によりますと、
日本には世界的に有名な企業がたくさんあるので、それに興味を持っている、と言います。
また、各大学院では修学旅行の募集人数を上回る応募があり、毎回、抽選で決めている程、です。

大学院生達の10日間の日本の旅行、旅行代金に含まれているのは航空券、宿、移動費、食事代など。
およそ20万円〜25万円。通常の旅行と比較すると、5万円近く安くなるケースもあるそうです。
現在のところ、ニューヨークの日系の旅行会社だけで今年は、500人近くを取り扱う予定です。

去年の金融危機以来、アメリカから日本への旅行者の数は減り続けています。
今日のTVニュースでの言葉を借りますと、
「エリートのタマゴの日本詣」が業界の救世主となる、と期待がかかっています。

今日、日本の旅行会社が早くも「定額給付金1万2千円以内のツアー」を発表したと伝えられました。
春は、「旅行」という言葉の響きが気になって、わくわくしてしまう季節です。私だけですか?笑



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