*****  2007June18thMon  *****   多国籍語が話せるスパー高校生の話し!    
Monday, June 18, 2007, 21:00 - プチニュース
昨日は一日珍しく雨が降りました!シンガポールは雨季と乾季の2つの季節があります。
今年は、チャイニーズニューイヤー明けまでで終わる雨季が4月頃まで続きました。

シンガポールで季節の話しをすると、必ず出てくるのが「夏」と「冬」の話し。
シンガポールは「常夏」のはずなのに・・・。

ここで指す「夏」は、太陽が輝く「屋外」の天候の事。
そして、「冬」は、エアコン(冷房)が少々効き過ぎた「屋内」の室温の事。です。

これは、多民族国家の「シンガポール」だからこそいえるんだと感じます。
さまざまな気候の中で育った人々が共に暮らしています。つまりは、「体感温度の違い」ですね。笑

例えば、「冬」と感じている室温の「屋内」で私達は冬のジャケットを羽織っている横で、
半袖のT-シャツや肌の露出した洋服を着てちょうどいい具合という人達もいます!驚

ところで、今日多民族国家の話しをしようと思ったのには、先日スーパ男子高校生に会ったからです。
恩師のご子息で、シンガポール育ちで、数ヶ国語を器用に使います。

「ルンバド ルンバド ルンバド〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

           ⇒「あれっ!なだか聞いたことのあるフレーズ!!」
  
いつも地下鉄の駅で聞く中国語・英語・タミール語・マレー語と続く駅構内の諸注意の放送です!
毎日聞いていると自然に覚えていってしまうのだとか。笑
私には何度聞いても外国語は外国語・・・フレーズとしては決して頭には残っていきません。。。

というのも、ご存知の通りシンガポールには公用語が4ヶ国語あります。
2003年の統計によりますと、
民族構成は華人(中国)系が76.8%、マレー系が13.9%、インド系が7.9%、その他1.4%です。

 

数カ国の言葉を日常的に使う人々の多いシンガポールでは学校の教育はどうなっているのか???
と「言語」について疑問を持つ方も多い様です。
主に現地の学校、と日本人学校、インターナショナルスクール、
またさらにアメリカンスクール、カナディアンスクールなどと細分化されます。

それぞれの学校の特色にもよるそうですが多くは中学校で英語、中国語。
その他に、第3ヶ国語として日本語やフランス語、ドイツ語などを選択する事ができるのだとか。



実は、この恩師のご子息は、
学校の方針で校訓をシンガポールの公用語の4ヶ国語で覚えているのです。驚

その内容は、シンガポールという多民族国家のために勤勉に励みましょうという事や、
他民族で暮らす中では文化や言語、宗教などで人を差別せず互いに尊重しあいましょう、、、など
尊厳ある言葉で教えが説かれています。

そして、この学校では国家も歌われます。シンガポールの公用語の一つマレー語の歌詞です。
国家は「マジュラ シンガプラ」といいます。

この日、数名のグループでテーブルを囲む食事の席でこの話題になりました。
しかしその前でスーパー男子高校生は「校訓」を見事に熱弁した後、「国歌」も歌い上げてくれました!

大人達はその様子をみて口々に「若いから」「頭が柔らかいから」「覚えが早いからうらやましい」
と彼の4ヶ国語スピーチを賞賛しました!確かにその語学を吸収する力私にも頂ければ!!

しかし、自然と体と心が年齢を重ねます。その年齢それぞれの良さがあると日々感じています。
努力する楽しみも、年齢が教えてくれる好きところかもしれませんね!!





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