****  2009Oct18thSun   ****   オリオン座流星群の2009年のピーク&星座の神話で天体観測の勧めのお話し! 
Sunday, October 18, 2009, 23:45 - イベント
プチ嬉しいニュースです!自宅の鉢植えのランの花が一輪咲きました!
先端に向かって5.6個のツボミが順に膨らみ始めています。2ツ目の花が咲くのも目前の様子。
白に紫が混ざる花は、色が鮮やかでとってもキレイです!嬉 近日中に写真もアップします!



「流星群のピーク」という言葉がニュースやTVで聞かれるようになりました。
ついこないだ、ペルセウス座流星群が出現のピークを迎え、天体観測に皆さん燃えていました!笑
夏休みの最中で、小学生の子供さんがいるご家族向けの観測会、イベントなども開催されました。

今回、話題になっているのが、“オリオン座流星群”です。
夏のペルセウス座流星群との違いは、毎年見られるか、数十年に一度見られるか、という点。
今回の、オリオン座流星群は、次回見られるのが、“70年後”というお話し。
2006年に突発的に活発化し出現が急増、2010年までの今の時期(10月頃)に見られるといいます。
ただ、今年は月明かりがない、という好条件。そのため“最後のチャンスかも”との見解もあります。
明日(10月)19日の夜から23日の朝までが、オリオン座流星群のピークです。
肉眼で見られる、という良い条件、大きいものだと火球と呼ばれるものも出現が期待されています。

今週は夜の22時を超えたら、夜空を意識して下さい。
国立天文台では、この4日間の夜に15分間以上星空を眺めてください!というキャンペーンで
オリオン座流星群の到来を広く呼びかけています!
今年は月明かりの影響を全く受けない、と言われているその論理はとても単純なもの。
流星群が活発になるのが、22時以降の時間帯から深夜、朝方にかけて、
その時間より前に月が沈むからです。だからオリオン座流星群の観測は今年(2009年)!なんです!

ところで、天体や宇宙のお話は、常にスケールが大きくて、私達の想像を超えてしまいます。
現在、急増している流れ星は、およそ3000年前にハレー彗星から放出されたちりです。
通常は、1時間に20個程度が、2006年に突然活発になってから、1時間に最大で50個以上と急増中。
場所は、東の空に浮かぶオリオン座付近です。
放射点と呼ばれているところを起点に広い範囲に出現します。みなさんに観測のチャンスがあります!

最後に、星座というとギリシャ神話が浮かびます。実は、各国で星座に神話が言い伝えられています。オリオン座はギリシャ神話では海の神ポセイドンの子。
実は中国の神話では、オリオン座と蠍座の位置関係からそれを比喩してできた言葉があります。
ご想像の通り、不仲や疎遠な人間関係をさします。
オリオン座と蠍座が夜空で真逆のところに位置していて、同じ時間に空に浮かぶことが無いからです。
中国語で、オリオン座は漢字で=参 蠍座を=商 、そこからできた言葉は「参商の如し」です。

古来から天体を観測する文化があります。
現代は忙しい日々を過ごしている方が多いです。こうした時間は少し余裕が感じられそうです。
2006年に突然ピークを迎えたオリオン座流星群の到来、良い機会かもしれませんね。

また、お時間のある方は、 Ristorante FUWA le のバックナンバーをご覧下さい!
この夏ペルセウス座流星群にちなんで、流星群のお話しを取り上げています。
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*****  2009Agt12thWed    *****   
夜空のお星様の上映会「ペルセウス座流星群」のお話し!)



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