Tuesday, March 20, 2007, 19:12 - 健康・栄養
心臓の血管に良いとされる食べ物!「オート(OAT)」に最近凝っています!!
日本語でエンバク(燕麦)。
シリアルに入っているオートミールが代表的かもしれませんね。
オートは穀物食品の中で最も食物繊維・ミネラル・たんぱく質が豊富だと
言われている健康食品の1つです。
シンガポールでもオートの製品がたくさん店先に並びます。
例えば、オート入りの「砂糖抜きのビスケット」!↓↓↓↓↓
糖尿病の患者さんなど食事制限を行う疾病の方でも食べられます。
実際に私の知人は、糖尿病の年配の男性からこの製品を教えてもらったそうです!


オートは小麦粉と違ってグルテンを含まないのでパンなどにはむきません。
オート入りのビスケットを食べるとよく分かりますが、
普通のビスケットに比べると食感がサクサクしています。!↓↓↓↓↓写真左側
そのため、オートを使った製品にはフレーバーや食する形態などがひと工夫されています。
例えば↓↓↓↓↓写真の右側、日本人の私には少し馴染みの無い食べ物です。
インスタントのスープや飲料の様にパウダー状で「お湯」や「牛乳」を注いで溶きます。
「飲む」という表現にも近いです。時に「ポリッジ(お粥)」と呼ばれています。
これは、オートを粗挽きにしたものや圧扁したものに、味が付けてあります。
それぞれのメーカーで味は異なりますが、「チョコレート」「ミロ」味などもあります。
このフレーバーからも分かるように「お菓子」と「食事」も兼ねられる、
しかも「食べ物」として空腹のムシ押さえと「健康ドリンク」も兼ねられます。


オートの原産はユーラシア大陸で昔から重宝しており、用途は様々です。
食用・飼料・緑肥に用いられています。
そのため、ちょっとした「言伝え」もあります。
18世紀の頃、スコットランドの詩人のサミュエル・ジョンソンという人は、
「OATはイングランドでは馬を養い、スコットランドでは人を養う」と
少し皮肉交じりの言葉を残しました。スコットランド人の反感を恐れたサミュエルの弟子は
「それゆえにイングランドでは馬の産地で名高く、スコットランドは人材において名高い」
と続きの文を記し、両方の国の人々の心を上手く治めたという話が残されています。
歴史のある食べ物と聞くとますます健康維持に効果がありそう!
と思うのは私だけでしょうか???
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