Friday, April 20, 2007, 22:13 - イベント
先週末のシンガポールの中国寺院の周りは、
「先祖の墓参り」に向かう車の列で渋滞が起こっていました。日本のお彼岸に似た行事です。
これは「清明節=qingminjie」といいます。二十四節気の1つ、冬至から数えて105日から
本来は3日間、新暦の4月4日ごろにあたり、墓参りをする習慣です。
シンガポールではその期間が長く前・後それぞれおよそ10日間。
日本・沖縄地方では中国文化の影響で現在でも、
「清明祭(せいめいさい)」「御清明(ウシーミー)」と呼ばれその習慣は残ります。
シンガポールの華人の人々はこうした渋滞と日中のを避けるため、
日の出前の早朝5時から懐中電灯を灯りに家族揃って出かけるという方々もいます。
現在建設中、新しくチャイナタウンの観光のメインスポットとなる
2007年5月オープン予定の中国寺院です。↓↓↓↓↓↓写真

ところで、南国のシンガポールにもシンガポールの「さくら」があるそうです。
リスナーさんからのお便りでその「さくら」の存在を知りました。
シンガポールの街路樹でその「さくら」が並んで咲いているところがあるんだとか。
遠めに見たその花は日本の桜と全く同じで在星(シンガポールに住んでいる)の日本人の方々は
母国の春の光景を思い出して見とれてしまうそうです。
ところで、日本の桜の季節に、シンガポールで見た「さくら」の写真をお見せしようと
密かに計画していたのが↓↓↓↓↓ 写真


旧正月のデコレーションの1つです。正に「さくら」の木をモチーフにしています。
そして、さすが中国正月!この「さくら」の木にはお金がなっています!!
ビジネスが成功しますように、お金持ちになりますように、と思いが込められています!

さて、日本の友人からは自慢げにE-mailで「花見をしたよ!」と桜の花の写真が届きました。
日本からはるか離れたシンガポールに住む私のところにはそうした友人の計らいで
各地からの桜の写真が送られてきます!写真のお花見ができるんですよ!笑

シンガポールの華人の行事や祭りを知る度に中国文化の日本への伝来や影響力を感じます。
みなさんの周りの「桜の季節」「花見」はいかがでしたか???
笑顔がいっぱいの春を迎えていますか???
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