*****  2009Feb21stSat   *****   真冬日の北日本&インフルエンザ予防〜院内感染にご用心〜なお話し!  
Saturday, February 21, 2009, 23:50 - 健康・栄養
関西では、今週初めの厳しい冷え込みは徐々に緩みました。
しかし、北日本では今日(2月21日)も低気圧の影響で暴風や大雪に見舞われました。
荒れた天気の影響で停電など、空でも陸でもダイヤが乱れがみられました。

さて、北日本にあたる新潟県では今夜、その天気も吹き飛ばす勢いで賑やかな祭が幕を開けました。
私も初めて聞きました。今年で60回を迎える「雪上カーニバル」って言います。2日間の開催!
日本有数の豪雪地帯である新潟、町が元気になる毎年恒例の音と光の雪祭りです。
場所は新潟県の十日町市、およそ4万人の人々が、雪上の舞台を楽しみました。
この祭の見所は雪でできたステージです。毎年、地域にまつわる「何か」をモチーフにします。
今年、モチーフになったのが、十日町市で出土した国宝である「火焔型土器」です。
この雪上舞台の大きさは、高さ15m、幅35m、奥行き25m。
地域の宝物を形どったステージ、地元の方々が集まって華やかで温かいステージが開催されます!



日本列島、南から徐々に春の足音が聞こえてくる今日この頃。
日々の寒暖の差が大きなこの季節、まだまだ健康管理には油断ができないです。
そこで、今日の話題は「インフルエンザの院内感染」についてです。
この冬の始まり(2008年11月)には、インフルエンザ総合対策として掲げられた標語があります。
         「あ、その咳、そのくしゃみ 〜咳エチケットしてますか?〜」
保健所や医療機関のポスターなどで見かけたんではないでしょうか???

感染症制御医(ICD)で村田博愛病院の吉國友和医院長が新聞に掲載した記事を読みました。
病気を見てもらいに行った病院で、他の患者さんからインフルエンザをうつされてしまったのでは、
あまりにも可哀想です。吉國医院長の記事には病院で用心すべき項目がまとめられていました。

インフルエンザの感染リスクを減らすのにはどうすればいいか
・皮膚をできるだけさらさないように
→「マフラー、マスク、手袋、はつけたまま。セーターの場合はコートを着たままに。」
 セーターは危険だそうです。静電気のためにインフルエンザウイルスが付着してしまいます。

・加湿器のそばに座る
→「空調の近くや出入り口付近は、床に落ちたウイルスが舞い上がり危険。」
 湿気があれば空気感染のリスクは低くなります。

・イスは木製やプラスチック製に
→「クッションのあるイスは避けましょう。」
 クッションはセーターと同様にウイルスが付着しやすいので危険です。

・雑誌・新聞は触らない
→「手すりなど他の患者さんが触れるところには注意が必要。」
 インフルエンザウイルスの飛沫(ひまつ)が付着していて感染の恐れがあります。
 飛沫はウイルスに水分やほこりが付着したものです。

・咳き込んでいる方がいる時には待合室から離れて座るのが無難
→「感染している人が一回のセキやくしゃみでウイルスをおよそ10万〜200万個放出します。」
 飛沫は2mは飛ぶと言います、それ以上の距離を持たなければリスクがあると言えるでしょう。



今日は総合病院の内科や医院で院内感染を防ぐための、個人の心がけのアドバイスについてでした。
最後に、日常生活の予防方法を簡単に!
まず、栄養と休息のバランスには十分注意しましょう。
次に、人ごみはさけましょう。マスクの着用、外出後の手洗いとうがいの励行。喉にも潤いを!
ウイルスは低温、低湿を好みます。室内は、適度な温度、適度な室温を保ちましょう。

日頃から体調を整えて抵抗力を備えて、極力ウイルスに接触しなしない様に注意しましょうね!
春の訪れが待ち遠しい季節、毎日わくわくしながら頑張って、元気に乗り切りましょう!!



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