****  2009Oct22condThr  ****   母親の知恵、インフルエンザや緊急時の連絡網システム開発のお話し! 
Thursday, October 22, 2009, 22:47 - 健康・栄養
流星群のピークを迎えています。天体観測にも少々、洋服の事など気に掛ける冷え込みです。

寒さ対策をしっかりして、オリオン座流星群の観測にでかけましょうね。
15分空を眺めれば、流れ星が見られる程、活発だそうです。

今回(2009年)のオリオン座流星群についての記事はバックナンバーをご覧下さい。
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 ****  2009Oct18thSun   ****   
 オリオン座流星群の2009年のピーク&星座の神話で天体観測の勧めのお話し! )



さて、インフルエンザの流行で既に各地で学校がクラス単位での休校なども増えています。
先月(2009年9月)にインフルエンザ対策の1ツ、簡易のメール配信システムが話題となりました。
幼い子を持つ「母親の目線」で開発した「eメッセージ」というシステムです。

既に8月の末までにこのシステムを導入した学校の数は全国で500を超えています。
導入すると、学校からの学校閉鎖等の連絡を、保護者に効率的に伝える方法として活用できます。

今年の春、新型の豚インフルエンザの感染がメディアで連日報じられ、国民に不安が募りました。
それがきっかけとなり「eメッセージ」が日の目を浴びる様になりました。
当時、インフルエンザの感染報告があった関西、中部エリアを中心に利用申込が急増したと言います。
この開発者は、45歳のママという宮城県のベンチャー企業の社長さん。
自身が2003年に自身の子供さんの学校でPTAの役員を務めた時に、
家に不在の働くママや忙しく生活している保護者への、早い連絡方法として知恵を絞りました。
この社長さんの女性は、以前大手電機メーカーのシステムエンジニアの経験があり、
携帯電話やパソコンで手軽に大量の一斉メールが送れるシステムとして構築できました。
このシステムを導入するとサーバーに負荷が高まらず、確実に連絡を送信できます。

初めて導入した自身の子供さんの学校で、喜んでもらえたため商品化に乗り出したそうです。
現在は特許を取得し、災害や非常時の緊急連絡の方法として広めようとしています。

現在、販売されているものは、当時のものより改良されより使いやすいものとなっています。
“数万人が一斉に使っても大丈夫”という話し。

また、このシステムが学校単位で広く受け入れられ始めた理由の1ツには、価格もあるといいます。
学校やPTAで購入できる予算を「5万円未満」と考え4万円前後に設定、
開発者は、「母親目線」で考えたことにより、予算的にも導入しやすいシステムに完成しました。

この秋、全国各地でインフルエンザが猛威を奮っています。
企業や会社、学校単位での予防と対策が呼びかけられています。
きょうご紹介した携帯電話やパソコンで、大量の一斉メールが送信できるシステム、
開発のきっかけは、近所の母親達で利用する連絡網。そして6年経って大きく社会に役立っています。



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