*****  2007Oct22condMon *****  The Black Eyed Peas ライブで触れた「才能」と「信念」の話し! 
Tuesday, October 23, 2007, 16:54 - エンターテイメント(MUSIC/MOVIE/BOOKS)
日曜日の夜更けから朝方にかけてシンガポールは雷雨に見舞われました!
落雷の音が割れんばかりに響いて、夜空が稲光で光っていました、大雨で迎えた朝です。

さて、ここ最近大御所アーティストのシンガポール公演が大々的に宣伝されていました。
ファーストフード店のスクリーンや、FMラジオの各チャンネルで度々ヒット曲を耳にしていました。
当日の夕方でさえ地元ラジオでは当日券の販売を勧告しています!
まるでそれに寄せられるかの様にシンガポールに住む各国の音楽ファンが足を運びました!

ヒップホップ界の巨匠、ブラック・アイド・ピーズ!今回が3度目のシンガポール公演、
タイトルは「The Black Eyed Peas Black Blue & You Tour」!
会場はシンガポール・インドアスタジアム、会社帰りの社会人、ハイソな雰囲気の西洋人カップル、
驚いたの事に、たくさんの子供達が両親と共に来場しています!
年齢層の幅広さ、多国籍な人々など、彼らの音楽の人気の高さがわかります。
会場に詰め掛けたファンの多くは服装は、ヒップホップという音楽を意識したクールな装いです。

開幕を告げる「ハリウッド映画のオープニングソング」が会場に響いた瞬間、
会場がどよめき、皆席を立ち、ステージ上を見張るように見つめました!

ブラックアイドビーズの4人の姿が見えると、ステージにキイロイ声援が送られました!
アンコールを含む2時間みっちりの公演。メンバーが「シンガポール」と口にした数の多かった事!
私がこれまでに出かけたシンガポールのライブの中で、最も多かったでしょう。

ライブの初めから終わりまで常に会場はファンの熱気に包まれました!ものすごい盛り上がりです!



さて、ブラックアイドピーズ(BEP)!日本では2000年の初来日を皮切りに、度々来日しています。
国内最大のクラブイベント「ageHa」にBEPはヒップホップ界の代表として堂々、その名を連ねました!
このイベントは、スタンディングで2400人収容というクラブSTUDIO COAST、国内外のDJ達のプレーや
マイケルジャクソンやマドンナなどが来日公演に合わせてこのイベントでパフォーマンスしています。

また、去年秋、紅一点のメンバー↓↓↓↓↓ 写真、ファーギーが来日の際に、
民放、NHKの各バラエティー番組へTV出演し、多くの日本のファンを改めて獲得しました。



ところで、シンガポールで感じるBEPの音楽は、やはりクラブシーンで欠かせない存在です。
西洋の文化の影響が強いシンガポール、ナイトクラブで遊ぶ年齢層は比較的高いと言えます。
夫婦でも出掛けます。また、仕事関係の人々と集う「接待クラブ(ナイト)」という感覚も。
この接待クラブの感覚はヒップホップやR&B、ダンスナンバーを聞きながら酒を交わす、
という「大人の健全な遊び場」のコンセプトで足を運ぶ社会人の利用方法だそうです。

さて、そのクラブシーンでDJが客を盛り上げる時間帯に選曲するのがBEPのヒット曲の数々。
2003年の「ホエア・イズ・ザ・ラヴ」、「ヘイ・ママ」
2005年の「Pump it」「Don't Phunk with My Heart」など定番のナンバー。



BEPのステージには様々な要素で客席の心に音楽を響かせます!
↑↑↑↑↑ 写真 会場にいくつも設置された巨大スクリーンの映像もさまざまな効果を駆使します!
これまでのアルバムジャケットのお馴染みのキャラクターやロゴも登場します。
ジャケットを連想させるシーンでは多くのファンが喜んだはず・・・です!
例えば、象のロゴはBEPの名を世界中に広めた「エレファンク」!
猿は、2005年リリースの4th「モンキー・ビジネス」!

そして、ダンスのテクニック!彼らのステージでダンスパフォーマンスを抜きにして語れません。

ファーギー(Fergie)がバクチュウしながら中を舞いながら歌う姿には、その目を疑いました!
すごい身体能力です!エネルギッシュでセクシーなダンスもファギーの魅力です。

アップル・デ・アップ(Apl.de.ap)、タブー(Taboo)のダンスも加わり客席を惹きつけます!
軽快で巧妙、柔らかい体の動きにそれぞれの流儀のダンスの技を散りばめます。
彼らは、フィリピーノ/アフリカン・アメリカン、ヒスパニック/ネイティブ・アメリカン、
その外見からも独特の個性を発揮!ラップのスキルが高いことで、音楽ファンに支持されています。

加えて、
BEPのリーダー的存在のウィル・アイ・アム(Will.i.am)は、歌・トーク共に聞かせてくれます!
この、ウィル・アイ・アムはプロデューサーとして活躍も目覚しいものがあります!
「アース・ウィンド&ファイアー」「ボブ・マーリー」「メイシー・グレイ」「ジョン・レジェンド」
「メアリー・J.ブライジ」また、ブラジル・ミュージック界のドン「セルジオ・メンデス」など
ビックネームのアーティスト達のプロデュースをノンストップで手掛けています。



遊び心たっぷりのBEPの楽曲の数々!その曲の中で独特の声を聞かせてくれるファーギー。
ライブでも、「My Humps」「Dum Diddly」「Don't Lie」など、その声はスパイス的な存在です。
歌がとっても上手い!抜群の表現力!そして、踊りながらでもその歌唱力を持続できます。
才色兼美と比喩されるファギー、現在は、セレブとして数々のパーティーへ出席するなど、
アーティストとして、また、ファッションリーダーとして注目されています。
実は、そんな彼女もアメリカンドリームを叶えた一人、子役だった7歳からの夢が「ソロデビュー」。
2006年の秋、メンバーのウィル・アイ・アムのプロデュースで、
1stソロアルバム「プリンセス・ファーギー(The Dutchess)」が発売されました。
今夜のライブでそのアルバムの中からソロナンバーが聞けたのが、ファンには嬉しいですね!

クラブシーンのダンスフロアーの如くダンスし、時に叫び!時に跳び!おなかいっぱいのライブです!

メンバーそれぞれのバックグランドや才能、経験、信念、などが柱となり
ブラック・アイド・ピーズのライブパフォーマンスが成立しています。
会場に集まった各国の音楽ファン達は今夜、彼らが発する生のパワーを音楽を通じて充電しました。

ところで最後に1つだけ、
今夜のオープニングアクトは、ザ・クリック・ファイヴ(THE CLICK FIVE)↑↑↑↑↑ 写真
アメリカ・ボストン出身のイケメン・ポップ・バンド!
2枚目のアルバムから、「ジェニー」「キャッチ・ユア・ウェイヴ」「 ジャスト・ザ・ガール」等、
こちらも満足度大のライブでした!音楽ファンには意外なプレゼントとなりました!




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