Friday, October 23, 2009, 23:54 - 健康・栄養
今週に入り、朝の冷え込みを一段と感じるようになりました。この秋の最低気温も記録しました。
昼間は、シャツ一枚でも過ごせそうな陽気です。こうした気候の折、いつもやってしまいます！
朝着込んだジャケットや上着を忘れて、職場のビルの外に出た瞬間に思い出し、戻ります。
今週、2度やりました。笑 少々、脳にもお休みや癒しも必要な様です。
そこで、今日は癒しのお話。↓↓↓↓↓ 写真 日本でもよく知られるようになりました。
“ドクターフィッシュ”と呼ばれている、掃除魚（そうじうお）の１種、
海や川の中では、魚の不要な皮膚組織や、表面に付着している寄生虫をたべる、掃除をする魚です。
そのドクターフィッシュがたくさん泳いでいる水槽に足をつけます。
すると、魚が足によってきて、肌の表面をついばみます！驚 古い皮膚や角質を吸い取ります。
魚が優しく皮膚の表面を食べる感じ、それが初めはこそばくて、キャッキャッ言ってしまいます。
実は、そのついばむこそばい感じも、効果があると言われています。
低周波の刺激となって皮膚をマッサージして、皮膚の代謝を促進します。
シンガポールやインドネシア、マレーシアなどの諸外国では“フィッシュスパ”といいます。
“スパ”という言葉は、現地では女性も男性も大好きです。イコール癒しに直結します。
本来のスパがさすのは、エステやマッサージなどのリラクゼーション施設、またはそのメニュー、
中でも“スパ”は、少々美容や高級のイメージが強いです。ゆったりとマッサージが受けられる処。
現在、日本では“ドクターフィッシュ”という名前は、商標登録され、
水族館やエステや温泉地や健康ランドなどで体験することができます。
学名は、ガラ・ルファ（Garra rufa）、コイ科ラベオ亜科ガラ属の淡水魚です。
さて、フィッシュスパは、もともと、トルコやドイツから渡ってきたものです。
保険適用の医療の治療の1つとして確立されています。
アトピー性皮膚炎、乾癬、ニキビなどの皮膚疾患の改善治療に役立てられてきました。
ドイツではガラ・ルファは温泉に生息し、温泉に入りながら、治療を受けます。
また、マレーシアでは、また別の観点からも受け入れられ、大変なブームです！
フィッシュスパは、魚が皮膚を掃除するので、人が施術を行なうわけではないですね。
イスラム教徒の女性は人前で肌をさらすことは許されません。
マレーシアは国民の大半がイスラム教徒、そのため中東の富裕層の旅行客に大変な人気の地です。
女性達にとって、一般的な人が施術するスパは受けられませんが、このフィッシュスパなら大丈夫！
そこで、全身を沈めることができる水槽でのフィッシュスパの個室などもできています。
今後、日本でも、通常は触ろうとすると逃げてしまう魚が寄ってくる、というのが
高齢者の癒しの1ツになると考えられ、フィッシュセラピーとして裾野が広がりそうなんだとか。
今日は、ドクターフィッシュのお話、いろいろしました。
本日の写真は今年（2009年）の夏のシンガポールでのフィッシュスパの写真。
私にとっては、シンガポールに住んでいた時の友人達に再会するための旅でした。
シンガポールから日本に帰国し、1年半、その間にシンガポールの町はどんどん変化しました。
USJシンガポール、、F-1開催、、世界一の高さの観覧車、大型カジノリゾート新しい商業施設など、
その旅の様子、良ければ先月（9月）のバックナンバーをご覧になってお楽しみ下さい！
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