Tuesday, July 24, 2007, 15:55 - 美食
3ヶ月間の国立大学の中国語コースも3学期目を終え、これで1年間の課程を修了した事になります。
ホ〜〜〜ッとしたところ。。。久々に休日らしい夕飯を迎えました!
「アジアの交差点」と呼ばれる、シンガポール。食もアジアの料理が選り取り見取りです。
今夜は、友人と意見もピッタリと一致して、「韓国料理店」へ颯爽と(笑)向かいました!
個人的に選びがちな韓国料理、実は今週は2度目です!
いくつも紹介したいメニューがあります!!今日はその中から2種類のメニューを!!
まず!1つ目は!!
「サムギョプサル」!!韓国の肉料理では欠かせません!
豚肉の三枚肉の焼肉です!「サム」は数字の3。「ギョプ」は層。「サル」は肉を表します。


この店では、客が焼く手間を省くために厨房で焼いたアツアツの肉を皿に分けて出してくれます。
しかし、大人数で食べる「サムギョプサル」は定番の鉄板を使って自分達で焼きながら食べます!
サムギョプサルで使われる肉は、豚の三枚肉と聞いて、ご想像の通り、脂身が大変多いです。
そのため、ジンギスカン鍋に形の似た、山形の鉄板を使って、油をある程度落としながら焼きます。
また、サムギョプサルの大きな特徴が、焼いた後、独特の味噌や、にんにく、青唐辛子を添えて、
ゴマの葉や、サンチェなどの青菜の生野菜に載せて、肉と具を巻いて食べます!
タレには、味噌ダレの他、塩とゴマ油のタレ、魚の塩辛など、店によって異なった味が楽しめます。
ところで、日本で最大規模のコリア・タウンは、大阪にあります。
日本・大阪市生野区では、9万人以上の韓国・朝鮮系の人々が暮らします。
私は、大阪で暮らしていた頃、この周辺の韓国料理店に度々足を運んでいました。
そして、「サムギョプサル」の大ファンの私達は、欠かさずに注文していました!
とある店の「サムギョプサル」の、ニンニクの調理方法がユニークでした。
このサムギョプサル専用の鉄板には、真ん中に小さなくぼみがあり、サラダ油が注がれています。
厚めにスライスした三枚肉を焼きながら、その最中、この鍋の中心でニンニクを揚げていきます。
カリカリに揚がった香ばしいニンニクが、豚肉や青菜とマッチして、美味しさを際立たせます!
次に紹介したい韓国料理のメニューは!!
「チャプチェ」=春雨炒め です!
柔らかくて太い韓国独特の春雨と野菜の炒め物です。中でもキクラゲがゴマ油とピッタリきます!
醤油、砂糖、塩などの甘辛い味付けです。ゴマや唐辛子の細切りが添えられ仕上がります。
使われている春雨は、日本の春雨に比べると太く、原料はサツマイモのでんぷんです。

「チャプチェ」の韓国語の漢字での表記は「雜菜」です。
そのことから、野菜の炒め物だったとされています。後に春雨が加えられて、人々に知れ渡りました。
韓国の伝統的な宴席料理の前菜メニューの1つで、お祝いの席や客を招待する時に作られます!
韓国料理店によっては、細切りにした牛肉や、人参、たまねぎ、ホウレン草などの野菜、
また、椎茸やシメジ、など具材もバラエティーに富んでいます。
最近は、「チャプチェパプ(雜菜飯)」と呼ばれるメニューも定番です!!
これは、チャプチェ丼、つまりは御飯の上にチャプチェを載せただけです。
大衆食堂や、中華料店で人気メニューの1つです!


韓国料理店のそれぞれの店の味や具材の違い‥。今夜の料理を囲む私達の話し尽きませんでした。
また、シンガポールで知り合った韓国人の友人達が
自宅で開いてくれた「サムギョプサルパーティーの話し」など、思い出にふける夕食でした!
世界各国の料理の中でも、野菜消費が多いのが韓国料理!!
友人と「野菜がたっぷりとれるから健康に良いわッ!喜」と、ほくそ笑んで帰りました!
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