Sunday, October 25, 2009, 23:45 - イベント
関西は朝は曇り空が広がり、どんよりした空模様。
夜になり通り雨程度の雨が降りました。朝、夜は“寒い”と感じるようになりました。
昨日（10月24日（土））、
大阪の御堂筋の北側（梅田側）の“淀屋橋”で賑やかなパレードに遭遇しました。
↓↓↓↓↓ 写真 ハロゥインの仮装の様にコスチュームを身にまとった若者もいます。
場所は、 Ristorante FUWA le の記事には度々登場している大阪市役所周辺です。
淀屋橋は、大阪証券取引所、日本銀行大阪支店他、オフィスビルが立ち並び、
普段なら・・・、会社員やOLの方々が忙しく行き来しています。
ところが、この日（10月23日（土））は、
地下鉄の駅の出口から続々と、西洋の外国の方や若者が次々と出てきていて、少し違った様子、
“今日は何か特別なことがある！”と分かりました。
これは「関西レインボーパレード」という同性愛など性的少数者による存在アピールのイベントです。
2006年から毎年開催されている、定着されつつあるイベントです。
御堂筋を、淀屋橋からなんばに南下します。パレードのスタート地点の、中ノ島に集まっていました。
写真の通り、トラックにパステルカラーの風船で装飾をしたり、
文字がかかれた旗をかざしたり、思い思いの衣装を身にまとい、パレードしています。
通りがかりの人々も、足を止めて珍しそうにながめていました。
いくつものグループが次々と練り歩きます、
派手な音楽とコスチュームで盛り上がりを見せるグループ、
また「撮影禁止」の札を持ち、あるいているグループもありました。
実は、こうしたゲイパレードと呼ばれる行進は、現在では、世界の各国の都市で開催されています。
その多くが、“レインボー”や “プライド”の名で知られています。
プライドは誇り、レインボーは多様性という意味です、個人の存在をアピールする思いでしょう。
日本でも、近年、東京や札幌、神戸などで、有志が集まりそれぞれの形で開催しています。
「関西レインボーパレード」のはじまりは、
2006年にはHIV予防・啓発イベントとして開催された「PLuS+（プラス）」、
この年、1万4千300人が参加し盛り上がりをみせました。
その翌日に初めて開催されたレインボーパレードには9000人が参加したといいます。
大阪の人口規模から考えますと、この数字は東京での開催以上の人が集まりました。
今日は大阪の街中で偶然に遭遇したイベント、「関西レインボーパレード」を調べていました。
私個人としては、イベント参加者の中には普段はこの周辺に来ないという外国の若者もいたかも！？
と思うと、私の最もお気に入りの中ノ島の風景を、今日の機会に見てもらえた、うれしい限りです。
Ristorante FUWA le のご愛読者の方には、おさらいですが、
市内を流れる旧淀川が2つに別れ、中洲が中ノ島。そして、この周辺は歴史的な建物が並びます、
国の重要文化財は、大阪市立中ノ島図書館と大阪市中央公会堂、近代建築史上、重要な建築物です。
また、1891年（明治24）年に開園した中ノ島公園、バラ園が有名です。
秋の休日の1日を、大阪の町で、イベントへの参加やショッピングなど、多数の人が過ごしていました。
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