****  2008Sep27thSat   ****   ワインに感動した!?お話!お酒の消費量とふるさとのお話し!  
Saturday, September 27, 2008, 12:11 - 美食
さて、昨日の小泉純一郎元総理の突然の辞任で、
「小泉劇場サプライズの終演」などとTVや新聞で一斉に報じられました。
文字通り小泉劇場の名場面・珍場面をまとめた映像は、
番組に出演している報道のコメンテーターも思わず「おもしろいですね。」ともらします。

小泉元首相の人柄を紹介するパートで、
1998年のフランス訪問で伝統的な「ワインの騎士団騎士」の称号を送られた、とありました。

そこで、今日はワインのお話です!私も先月のヨーロッパ旅行でもおいしいワインを頂きました!

さて、その「ワインの騎士団」について、まず簡単に。
正式には「メドック-グラーヴ&ソーテルヌ-バルザック・ボンタン・コマンドリー」と言い、
通称、ボンタン騎士団です。世界のワイン名士・著名人に贈られています。
中世から継承されてきている称号で、ボルドーワインの普及に貢献した人をたたえ贈られています。

今日の写真は、昨日の Ristorante FUWA le に引き続いて、世界各国のビールの写真です。
南アフリカの国、ジンバブエ共和国と中国のチンタオのビール、限定版カールスバーグ!!喜





さ〜〜〜て、さて、日本のワインについて、ワイン消費量の日本一はどこだと思いますか???

     1位が東京!!・・・ 2位大阪 3位神奈川 4位埼玉 5位北海道 6位千葉です。

平成18年度の国税庁の調べのよります都道府県別ワイン消費量の全国ランキングです。
都市部では生活水準が高いので、ワインが多く消費される、高級志向のお酒、といいます。

2位の大阪が 18293キロリットルのところ、1位の東京はその倍以上 56939キロリットルです。
これは、全国で消費されたワインの25%にあたります。東京都が人口が多いのも影響しています。

また、別の統計も比べてみましょう!
ワインの購入額、これも東京がダントツのトップです。
この調査は、総務省統計局の家計支出データを都道府県庁所在地別に調べたもので、
平成17〜19年の平均で、全国平均 2426円のところ、東京とは 4671円!倍近くの金額です。
次に、成人一人当たりの消費量にしていみますと、さすがに国内最大の葡萄の産地、山梨県が1位。
その1位の山梨県の 6.4リットルを追って、東京都は2位で 5.4リットルでした。

こうしたデータに関して、TV番組で各酒造大手メーカーのコメントが紹介されていました。
ワインメーカーの「メルシャン」は、
「東京とは手軽に購入できる上、外資家のホテルやバーが多いからでは。」と推測しています。
「サッポロビール」広報室の分析によりますと、
「東京には独自の酒文化がなかった事で都市型の酒としてワインが発展した。」というものでした。

ちなみに、他のお酒の種類で見てみますと、上位にランクインする都市が変わってきます。
各家庭の購入量のデータをまとめたところによりますと、
清酒は新潟市、焼酎は宮崎市、ウイスキーは仙台市、発泡酒は高知市でした。
ニッカウヰスキーは仙台は第二のふるさとで「青葉区ニッカ一番地」という住所だそうです。笑



最後に、小泉元首相に贈られているボンタン騎士団の騎士の称号について。
これまで、英国の王室、俳優ののヒュー・グラントやコン・リーも叙任しています、
ボンタン騎士団は、フランスで最も歴史が長く、規模が大きな、振興愛好団体です。
実は、フランスには 76もの騎士団があり、その頂点とも言えるのが、このボンタン騎士団です。
1949年に湾の生産者やワイン商が創設されました。
選考には、ボルドーワインの造詣の深さや、社会的な地位や人柄も選考の基準となっています。

昨日の Ristorante FUWA le でドイツビールの世界最大の祭り、
「オクトーバフェスタ」でも感じましたが、ビールにはビールの楽しみ方、遊び方、
同様に、ワインワインの、ウイスキーにはウイスキーの・・・楽しみ方が根付いています。
1ツの文化として、そのふるさとの地では、風習と共に受け継がれて生きている様ですね。



  |  このエントリーのURL  |   ( 3 / 1724 )

戻る 進む