Sunday, September 28, 2008, 23:15 - イベント
TVの前から離れられません。遂にF-1シンガポールGPの戦いの火蓋が落とされました！
シンガポールで初となるF-1レース、F-1史上初となったナイトレースでも注目を集めています。
2008年のF1世界選手権は、今年（2008年）3月にオーストラリアで開幕し、全18戦で争われます！
F-1グランプリ第15戦目シンガポール市街地レース、日本でも、決勝は生放送されています！
近藤雅彦、中嶋悟らの臨場感ある会場からのリポートは現地のわくわくが伝わってくる様です。
今日の写真は、シンガポール滞在の2年間で最も多いエリア、マリーナベイと呼ばれる海沿い。
正に今夜、シンガポールGPが開催されているサーキットになっている周辺です！
マーライオン公園、金融街、ドリア型の半球体はオペラ劇場を再現した国立ホール！！
さぁ！
今日のシンガポールGPレースの注目は、残されたレース数の少ない中でのチャンピオン争い！！
前回のイタリアGPでポイントランキングで1位のマクラーレンのルイス・ハミルトンに
ハミルトンにポイント差1と詰め寄ったのが2位のフェラーリのフェリペ・マッサ！
今回好成績を残して、来月（2008年10月）12日の日本GP第16戦へと繋げていきたいところです。
ポイント争いが激化している中、
気温が30度、路面温31度、湿度66％、北緯1度、赤道直下のシンガポールでのコンディション、
チームも選手もコースの確認やマシンの調整にレース前から余念がありません。
F-1史上初の夜間走行で予測不可能の事態が起こる！！と実況アナウンサーが繰り返していました。
市街地コースに、照明設備100億円を投じて行われた史上初の夜間レースです！
「マーライオンコーナ！！に入った〜〜〜ッ！」とマーライオン側の鋭角のコーナーを。笑
その実況からは、シンガポールのお馴染みの地名など、が聞こえてきます。
映像には、シンガポールらしい金融街のビルやシティーホテル、高速道路、が映し出されます！
さぁ！そして、今夜！歴史的なフィナーレを迎えました！！
5台のリタイヤ、2度にわたるセーフティカーの出動！！・・・まさかの逆転劇となりました！
予選15位からの元ワールドチャンピオンが奇跡の優勝！
1位は27歳のフェルナンド・アロンソ、古巣ルノーで王者へ返り咲きました！
2005年、アロンソは24歳の若さでミハエル・シューマッハからチャンピオンの座を奪い、
F1史上最年少でドライバーズチャンピオンの栄光を獲得、2006年、連覇、
2007年、マクラーレンに移籍、
そして本年度は、チャンピオンに輝いた古巣に戻っての参戦、今夜の優勝の日を迎えました！
また、
日本人で注目を集めていたのが中嶋一貴！新人ながら5度目の入賞を果たし大健闘の結果！！
父中嶋悟がサーキットから要所要所で中継を挟みながら固唾を呑んで見守る姿が印象的でした。
2位はN.ルズペルグ 3位、ルイスハミルトン 4位、Tグロック 5位、Sペッテル
6位、Nハイドフェルド 7位、クルサード 8位、中嶋一貴 9位、J.パトン 10位 Mコバライネン
手にした大きな奇跡に、優勝したフェルナンド・アロンソは
「優勝を実感するのに数日かかりそう！」インタビューで印象的な言葉を残していました。
さて、最後に、観光立国として知られていますシンガポールの観光戦略について。
2005年に掲げている目標が、2015年までに観光客の数を2倍の1700万人に、
観光収入を3倍の300億シンガポール$（＝およそ2兆2500億円）に引き上げる、というものです。
実はこのF-1レースの開催期間、
シンガポールの市街地コースの沿道のホテルは人気で数ヶ月前から予約不可能となりました。
このホテルの宿泊料料金にも、シンガポール政府は仕掛けを作りました。
ホテルの宿泊料金の3割を税金として納める事を義務付けて、レースの開催費の一部に充てました。
シンガポール観光局は、
今回のF-1の開催によって最低でも1億シンガポール$（＝およそ75億円）増を見込んでいます。
現在、このマリーナエリアに建設中のカジノのオープンなどあの手この手を使って
世界へ呼びかけていきます！！
シンガポールGPの中継で映し出されたシンガポールの景色も一役買いそうです。
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