*****  2009May29thFri    *****   前人未到の業績で国民栄誉賞!記憶能力と再生医療の最先端について考えてみました、なお話し! 
Friday, May 29, 2009, 23:19 - 健康・栄養
午前は快晴の天気!ご近所さんからは 「夜は雨よ。」って教えて頂きました。
ここ数日、ぐずぐずした天気が続いています。

さて、今月(5月)11日に、17人目の国民栄誉賞を女優の森光子さんが授与されると発表されました。
森さんは、言わずもがな、89歳にもかかわらず、美しくはつらつとした姿は、知られています。

今月下旬の正式受賞を前に河村建夫官房長官が記者会見で発表しました。
森さんは、9日、主演する舞台「放浪記」で上演回数2000回を達成しました。
河村長官は授与理由について「2000回の大変な金字塔を立て、前人未到の業績だ。」と表現しました。



誰もができる事なら今の若さを変わらずキープして健康でいたいと、願います。
今日は少々真面目に、「脳」と「細胞」の機能に関する研究の記事を2つご紹介しましょう!

まず、先月(4月)10日付のアメリカ科学誌「プロス・ワン」に発表された女性ホルモンのお話し。
記憶障害の予防や治療薬の開発につながる成果が得られました!
老化に伴って、血流が減る事で、記憶能力が低下すると考えられています。
これは、理化学研究所がマウス実験で発見した、女性ホルモンの成分エストロゲンの効果です。
エストロゲンは、卵巣から分泌される卵胞ホルモンの1ツ。今回理研は、
脳の血管を広げて、血流を増やして、記憶や学習の能力を改善する効果がある、と実証しました。

次に、現在世界的に開発競争が激化している分野、再生医療の切り札とされる研究です。
みなさんは、iPS細胞って聞いたことありますか???
人工多能性幹細胞=Induced Pluripotent Stem cells の頭文字をとり、iPS細胞と呼ばれています。
iPS細胞は病気の原因の解明、有効で安全な薬の開発、そして再生医学などへの応用が期待されます。
先月(4月)24日に、アメリカとドイツのチームが、
そうした再生医療の実現につながる安全性の高い開発成果にたどり着いた、と注目されました!
この成果は、遺伝子を使わずにマウスの新しいiPS細胞=万能細胞を作ることに成功しています。
これまで、遺伝子を使うことで細胞が癌化する恐れがあるため、
使う遺伝子を減らすという方向で開発研究が続いていました。
今回のアメリカとドイツのチームの新たなiPS細胞のつくり方は、
遺伝子を使わないため、癌化リスクを低減することができます。

iPS細胞=万能細胞と呼ばれ、どんな組織や細胞にもなる事ができるため、
この成果が鍵となり今後、再生医療などへの実用化へとますます研究が活発化するでしょう。

さて、最後に今日の Ristorante FUWA le の写真は、
少々強引に関連付けますが(笑)、私の健康の源のカツ丼です!
心と体の健康を、栄養バランスを考えて、いつもおいしい食事を頂いています。。。元気はつらつ!!



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