Saturday, September 29, 2007, 14:51 - プチニュース
金曜日の朝は大雨で明けたシンガポール!昼間にはすっかりいつもの暑さを取り戻していました!
今日は、続けて掲載しているウビン島を締めくくる話題です!ウビン島に関連して離島の話しです。
写真は、今月出掛けたウビン島とセントーサ島の海。南国の潮風を感じて頂ければ・・・。笑

シンガポールの国内には3つの小さな島があります。
実は、そのうちの1つ「クス島(Kusu Island)」が、今!訪れる人々の数がピークを迎えています!
クス島は、シンガポール南部のセントーサ島からフェリーで30分ほどのところにあります。
そもそも、30分もあれば島内を一周できてしまうほどの小さな島です。
白浜のビーチで泳いだり、ボートに乗ったりして、のんびりと過ごす事のできるという離れ島。



なぜ?・・・今がクス島への訪問者がピークなのか??? 大混雑!といいいます!
それには、理由がありました!巡礼を目的とした人々がこの「クス島」を訪れています!
「健康」「厄除け」に御利益があるというクス島の巡礼、島の神秘の伝説に基づいています。
クス島には神が住む・・・など、いくつかの説があるそうです。ここで1つを紹介しましょう!
この言い伝えは「クス島」の名前に由来します。「クス」とは中国語で「カメ」という意味です。
このクス島は、昔、この島の沖で難破した、旅人をカメが救って連れてきたとされる島です。
この時、助けられた旅人が、中国人、マレー人の二人です。
この旅人達が、「命」を救ってくれたカメへの、それぞれ感謝の気持ちを表して寺を建立しました。
それが島にある、中華系の「道教寺院」とマレー系の「イスラム寺院」の2つの寺院だという事です。
他には、150年ほど前の時代に、アラブ人と中国人の聖人が島へ修行に出掛けた航海中、
病の災いを振り払うため祈りを捧げたところ、クス島に住む神に救われたという伝説も残っています。

9月〜10月にかけて、現在、この島の巡礼者の訪問にピークを迎えていることから、
期間限定で、「フェリー」は別の会社も加わり増便運行しています。
クス島のビーチは白浜・浅瀬でシンガポール国内の有数の美しいビーチと言われています。
この島から、さらに10分フェリーで遠出しますと、「セント・ジョーンズ島(St.John's Island)」。
この島も全体が熱帯植物の木々で覆われています。緑の中を散歩したり、キャンプしたりできます。
現地の学校が臨海学校などに利用しているそうです。

シンガポールの周りのプチリゾート、小さな3ツの離島は日帰り旅行に最適だと言われています!
シンガポールは「常夏」!年中「真夏」の国です!晴れの日は、日中の気温は毎日30度を越えます!
街中にいますと、冷房や冷たい飲み物など、たくさんの「涼」をとる方法があります。
この自然がふんだんに茂るこの離島では「涼」をとるのも簡単ではありません。笑
照りつける太陽や、青い空、砂浜や森林など、肌で感じて、噴出す汗も、たまにはいいですね。
本当の意味で感じる「熱帯気候の暑さ」を教えてくれるのかもしれません。
是非、この巡礼の時期にあやかり出かけてみたい、離島です。

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