Tuesday, September 30, 2008, 23:15 - 健康・栄養
11月上旬の寒さという今日。ポツポツ降る雨が朝から続いています。
台湾で猛威を振るった台風15号が接近し、全国的に今後の警戒が呼びかけられています。
さぁ！今日は、果物のお話です！まずは、近くの秋の話題からです。
秋の味覚、和歌山県産の柿の初セリが先週（9月）24日、大阪で行われました！
大阪市福島区の大阪市中央卸売市場、柿の出荷量日本一を誇る和歌山県産の種なし柿です。
柿は日中と夜間の気温差が大きくなると着色のスピードが速くなります。
今年は、残暑が厳しかったために、昼夜の温度差にひらきがありました。
この気候が柿にも影響し、着色のスピードが上がり、今年は早熟の傾向にあります。
初日の今月（9月）24日は、一日で 97t（�邸砲�市場に並びました。去年の2倍にあたります。
雨が少なかったため、糖度が高くまろやかな味に仕上がっているとのことです。
この和歌山県ご自慢の柿は、台湾など海外から買い付けに来る人もいる程でした。
出荷を迎えた種なし柿、1個100円〜120円で店頭に並びます。
そして！秋はダイエットの季節でもあるようですね！笑
先日から、朝バナナダイエットによる、バナナ不足、世界的なバナナブームと言われています！
少々、真面目な話題がTVで紹介されていました。
果物に対する一般的な固定概念の誤解を解こうと呼びかけられています！
冊子「果物と健康」というのが出されました。果物のメリットについてまとめています！
１．加熱しないで食べられるので栄養成分の損失が少ない！
２．油やドレッシングが不要なので脂質の摂取が控えられる
３．塩などの味付けがいらないので血圧の上昇を防ぐことができる！
「果物と健康」は医学データに沿って果物が健康に良いものだとアピールしています。
2ツの団体、1ツは1972年に設立された財団法人「中央果実基金」、
もう1ツは「果物のある食生活推進全国協議会」です。
そこで、誤解として挙げられているのが、3つの点、
果物を食べると太りやすい、糖尿病に悪い、中性脂肪を増やすという近年の誤解。
それも、ちゃんとデータ付きで誤解を解消してくれます。
例えば、「果物に含まれている果糖が血糖値を急激に上げる」という根強い誤解について。
弘前大学の研究報告で、具体的に例を挙げて説明が加えられています。
お菓子に含まれているのがブドウ糖、果物に含まれているのが果糖です。
その研究報告によりますと、「ブドウ糖だけ」、もしくは「果物とブドウ糖」、「リンゴを食べる」、
この3つのパターンの食事後の、血糖値の上昇と下降を比較しています。
最も健康に良いとされる結果が出たのは、「リンゴを食べる」でした。
血糖値の上がりかたは低く、しかも下がり方が早かったそうです。
他にも、果糖が中性脂肪を増やすとされたのが動物実験によるもので、
結果として「総摂取カロリーの20%」を果糖に取ったときに中性脂肪を増やします。
しかし、人間に当てはめると不可能です。
温州みかんで言いますと、50個以上の温州みかんを食べる量に匹敵するということです。
また、ダイエットの観点でも、甘さは味覚、カロリーは腸で吸収するものです。
果物は甘いからカロリーが高くて太るというのは大きな誤解だそうです。
最後に、ダイエットを成功させるのには満腹感を継続させることが大事です。
この時有効なのが、食物繊維の多い果物！
さらに野菜と一緒に取ると栄養バランスも良いでしょう。
また、甘いものが欲しい時、人の身体ではビタミンCを欲していることが多いそうです。
甘い物の補給を果物にすることで、カロリーを気にせず、身体の健康にも繋がります。
果物を食べるダイエット、健康に良い食べ物の話、おいしい食べ物の話、・・・美容と健康などなど
秋が深まるとますます気になります！！
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