*****  2008Jan29thTue   *****   我回来了!!東京から戻ってきました!〜PART6〜やっぱり!韓国料理のお話! 
Tuesday, January 29, 2008, 23:19 - 美食
北京五輪オリンピックの出場権をかけて行われたハンドボール女子、日韓の決戦!
アジア予選のやり直しの1戦、日本女子はこの試合に勝てば32年ぶりにオリンピック出場となります!
韓国勢に食い下がった日本選手達でしたが、残念ながら21-34で敗退しました。
北京五輪への出場権については3月の世界最終予選の試合へ願いをかけることになりました。
一方男子は、同じくアジア予選のやり直し戦の日韓戦は明日、決戦の日を迎えます!

今日、テレビやラジオからのニュースで「韓国」という言葉を繰り返し聴こえてきました。
そこで今日の Ristorante FUWA le では「韓国料理」について綴ります!(安直です。。。)

多国籍国家のシンガポールでの2年間の滞在期間中、最も食べた料理が「韓国料理」です!
シンガポールはアジアの食文化も交差しています!かなり本格派のアジア料理を頂きました!
そのレパートリーの多い多国籍料理の中でも、私とその友人達の大好物の1つが韓国料理でした。

さて、
今夜の写真は先日の東京滞在中、丸の内で食べた料理の写真です!&「プルコギ」のお話です!



プルコギの「プルは火」、「コギは肉」の意味で、韓国語で焼き肉という意味です。
特殊な中央が山型になっている「プルコギ専用の鉄板」で焼きます!
タレにつけこんだ薄切りの牛肉を鉄板で焼く料理!日本のすき焼きに似ていると表現されます。
醤油ベースの甘辛い味付けが野菜や糸こんにゃく等の具材にも移って、箸のスピードを速めます!!
中央が山型の鉄板と言えば、ジンギスカンで、ジンギスカンの場合は羊肉の余分な油が流れ出ます。
プルコギはこの流れるジューシーな肉汁たっぷりのダシが重宝します!
それが正に、プルコギの醍醐味の1ツです!!
生肉に漬け込んだ味付けのタレの風味がたっぷりと詰まっています!!
プルコギの鉄板の周りは溝になっていて、焼いている肉から出た汁気が流れてその溝に溜まります。

プルコギの後半は、周りに溜まったダシを白ご飯にかけたりして食べます!行儀悪くありません!笑
実は、この写真の日のプルコギの締めは、「ラーメン」を注文しますと、味付けをし直して下さいます。
店員さんが↓↓↓↓↓ 左側 たっぷりのキムチとコチジャンを加えて、辛いラーメンへと味付け!喜
美味しい鍋を締めくくる・・・「お見事なフィニッシュ」でございました。。。



今では韓国料理として知名度の高いプルコギですが、実は中国にルーツがあります。
紀元3世紀「晋」の時代の事、客をもてなす料理としてに串にさした味付け肉、メクチョッがあります。
そのメクチョッが高句麗に渡って、胡椒やにんにくを加えて味付けする様になりました。
その土地の人々によってアレンジされ根付いて受け継がれてきている料理です。

現代のプルコギの味は、この元祖のプルコギからさらにアレンジが加わっているのでしょう。
日本の焼き肉のタレの味付けより、かなり甘みがあって、肉じゃがにも味が似ているような・・・。
牛肉と焼く定番の具材は、糸こんにゃくと白菜、ねぎ、にら、たまねぎなどです!



寒い日本の冬にはご家族の健康のためにも家庭料理に野菜たっぷりの鍋は欠かせませんね!
皆様の鍋のレパートリーに我が家風アレンジのプルコギ!!を入れてみてはいかがでしょうか???

心も体も芯から温まる、ご家族をもりもり元気付けるメニューになるかもしれません。。。



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