Friday, February 06, 2009, 23:20 - イベント
暦上の春を迎えて数日、昼間は春うららな陽気、夕方以降少々気温が下がり冬の空気も感じました。
“一目（ひとめ）百万 香り十里”
と謳われるのは、何でしょう？？？ 日本一の梅の里、和歌山県のみなべ町の梅の花について。
香りが良いことで有名な、和歌山県南部梅林です！！毎年、見事な梅の花が咲き誇ります。
もう早くも、南部梅林では早くも見頃を迎えています！！「満開の季節が近し」と伝えられました。
甘酸っぱい香りが辺り一面に広がっています！！赤や色の梅が見事に花を咲かせました！喜
今年（2009年）は、去年より10日早く「8分咲き」を迎えています。
梅の花の開花が早まった理由には、今年は雨の翌日が気温が高い日が数日あったこと、
そして、今月（2月）に入って温かい天気が続いていること、その結果一気に花が咲きました。
南部梅林では、一足早い春を、カメラ片手に満喫する人々が訪れています！
満開は今月の中旬頃と見られています。
今日の写真上段は、昨日、95歳の祖母のところで撮影した梅の木です。まだ「2分咲き」くらい。
それでも、少し気の早い梅の花がきれいに見えたので携帯電話のカメラで撮影してみました。
下段は、去年（2008年）2月28日、ご近所さんのお庭で撮影させて頂きました！時期まであと少し！
紅梅も白梅もそれぞれ、独特の美しさがありますね。甘酸っぱい香りが漂っていました。
古人は、梅の花など自然の美を歌を詠みました。現代の人は、川柳に世相を込めます。笑
今日の話題は、近年の恋愛心理を知る事ができるかも！？しれない“バレンタイン川柳”について。
チョコレート会社のインターネット上サイトで公開された入選句をいくつか紹介します！
・「もらうのは 今年もきっと 給付チョコ」 静岡県の33歳 会社員男性
・「欲しい物 仕事とチョコと わがねぐら」 埼玉県の65歳 女性
・「『さもしい』と 言われてもいい チョコを待つ」 岡山県の75歳 男性
・「希望の灯 消さずアラフォー チョコをまき」 石川県の25歳 会社員女性
・「“本命”と“おさえ”と“義理”と“味見用”」 47歳の女性
今年で12回目の開催、東京のメリーチョコレートカムパニーの“バレンタイン川柳”です。
入選したの50句がインターネット上で公開されています。
バレンタインデーを前に川柳を募集したところ2万8千余りの作品が寄せられました。
それぞれの句に込められた意味に説明は要らず、世相を反映していて本当に関心させられます。
端的に、おかしく、時には奇抜に、時には切なく、人情を詠んでいます。
川柳と言いますと、長きに渡って、若者やご高齢の方々など、広く親しまれています。
「サラリーマン川柳」も有名ですね。幅広い世代の人たちが投稿して話題となっています。
ここで、川柳を少々振り返ってみましょう。歴史は古く江戸時代中期、明和ごろから栄えています。
「川柳」という人物がいました。前句師の柄井川柳です。
この人が詠んだ句のハイライトを集めた詩集が『誹風柳多留（はいふうやなぎだる）』と言うそう。
これが端を発して川柳が隆盛し、初代川柳が没後も一流文化人が詩を詠み、時代に刻んできました。
やはり、その長い、川柳の歴史の中でも、欠かせない3ツの要素があります。
それが、 「うがち・おかしみ・かるみ」です。
これが現在の川柳にも残る特色です。
人情・風俗・人生の弱点・世態の欠落・風刺などをテーマに、簡潔、滑稽、機知、奇抜に読みます。
俳句との線引きは、俳諧歌（はいかいか）という滑稽味を帯びた和歌、とされています。
古くは、万葉集の中でも、やはり滑稽さ、おどけを含む戯笑（ぎしょう）歌の系統とされ、
古今和歌集巻19には、誹諧（＝俳諧）歌として多くの作品が収められている、そうです。
今日は、「川柳」について少々掘り下げてみましたが、
みなさん自身の解釈で残りの“バレンタイン川柳”の入賞句お楽しみ下さい！笑
・「アニキより 成績悪いが チョコは勝ち！」 13歳 中一男子学生
・「目印に ハゲと書かれた チョコレート」 50歳 女性
・「チョイコ選ぶ 時間でスキと 気づく恋」 33歳女性
どのユーモアがみなさんの心に響きましたか？？？
各地の百貨店や菓子メーカーでバレンタイン商戦もスタートしています。
今年の2月14日その日を前に、それぞれの胸に、心のせめぎ合い「も」始まっているのでしょう！笑
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