*****  2007June29thFri   *****   ブラジルの歴史も感じる・・・シュラスコ料理でブラジルナイト〜ッ! 
Saturday, June 30, 2007, 23:31 - 美食
                         「肉の塊が食べた〜いッ!!」
これは金曜の授業終了後のクラスメイトの発言!
シンガポールの日常生活では、宗教上の要因もあり外食で「牛肉」を食べる機会が少ない気がします。
その夜、出かけたのは
去年オープンしたばかりのシンガポールで最大のショッピングモール、「VIBO CITY」!!
その一角にある、「肉食人!」という意味の英語が店の名前についたブラジル料理屋さん。
                      「「肉料理」を食べるならシュラスコ料理!」

と言ったクラスメートの言葉は正にその通りでした!
シュラスコ料理とは、
鉄串に牛肉や豚肉、鶏肉を刺し通し、荒塩をふって、炭火でじっくり焼いたブラジルの肉料理です。

ブラジル南部のガウーショと呼ばれる人々が広めた料理で1970年代から都市部のレストランが登場。
もともと「シュラスコ料理」はブラジル南部の牧場で家畜の世話をする青少年たちが行う料理法でした。
今では、ブラジルの一般家庭でのバーベキューも「シュラスコ」と呼ばれています。

さぁ!この歴史のあるシュラスコ料理店!とっても豪快である意味野生的な料理です!!

一般的にシュラスコ料理店では、
男性ウエイターがさまざまな種類の肉を串刺しでローストした状態で串ごと客席に運びます。
目の前で食べたい量をウエイターに注文し切り分けてもらうという供し方が特徴です。

↓↓↓↓↓写真 串刺しのロースト仕上がった肉が次々と運ばれてきます。
           牛肉・豚肉・鶏肉・羊肉・はちみつ風味のハム・ベーコンetc...
                        個々の皿の上ででスライスしてくれます!↓↓↓↓↓写真

 

陽気なウエイターさん達が変わり変わりに串刺しの肉の塊を運んできてくれます。
それだけでも、なんだかとても楽しい雰囲気!!

ところで、この店に入ってすぐに説明を受けたのが、写真のカード↓↓↓↓↓
「食べ放題」のこの店では、
                         「もう食べられません!ギブアップ!」
テーブルの上のこのカードの色をサインに、サービスが行われています。

シュラスコ料理店を「シュハスカリーア」(churrascaria)と呼びます。
実はこのカードはシュハスカリーアでは欠かせません!

その昔、「緑色」と「赤色」に塗った金属片や木のかけらを置いてこの意思表示をしていました。
「緑色」で「肉を持ってきてください!」
「赤色」で「もう食べられません!」を話す手間を省きウエイターに知らせた事が定着しました。



ところで、私は日頃から「肉を食べたらその倍の量を食べる!!」と心掛けています。
この店ではそれが可能です!というのも、ビュッフェスタイルで野菜のバイキングがあります。
生の菜っ葉類、かぼちゃやトマト、コーンやブロッコリー、パスタサラダなど種類も豊富です。

そうです!シュハスカリーアの多くはサラダバーなども併設しています。
ブラジルの南部にはヨーロッパからの移民した人々が多く、ワインや乳製品を使った
菜っ葉料理がブラジル人達に紹介されたそうです。
このシュハスカリーアではそうした手の込んだ野菜料理の一品もお目見えしていました!

肉も野菜も食べ放題!?と聞いて心弾む男性も多いでしょう。
しかし、このシュラスコ料理は非常に完食が難しい料理の1つと言われています。
ウエイターさんがひっきりなしに回ってくるのもこの料理店の特徴!

だから「食べ残し厳禁」といった食べ放題とうって変わって、通常「食べ残し用の皿」も置かれます。笑

今夜は野菜スープと共にたくさんの野菜も摂取する事ができました。↓↓↓↓↓写真
↓↓↓↓↓写真 ガーリックブレッドもこうしてサービスされます!
           何を食べてもあつあつ、できたてのほやほやの状態で運ばれてきます!

 

日本にも1990年代に多くのシュラスコを売り物にしたブラジル料理レストランがオープンしました。

シュハスカリーアではウエイターが持ってくる串には「パイナップル」もお馴染みです。
なんでって!?パイナップル+肉=これは栄養学的理論にかなった組み合わせです!!

パイナップルの酵素は肉類の消化によいとされています。

みなさんも、大食いしにシュラスコ料理店に出かけた時には、
くれぐれもパイナップルと野菜を食べるのを忘れずに!!



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