****  2008Sep 7thSun   ****   北京五輪の金メダリストの食生活から“ヤムイモ”健康法!!というお話    
Sunday, September 07, 2008, 16:33 - 健康・栄養
カンカン照りの朝を迎えて、まだまだ夏の気配の日本。昼近く雷を伴う非常に強い雨が降りました。
最近は、こうした豪雨の通り雨を「ゲリラ豪雨」と呼ぶそうです。

さて、ヨーロッパから帰国してもうそろそろ一週間。まだまだ旅の余韻に浸っています。
今日の写真は、イギリス・フランスの花々!!薔薇もあじさいも花の色が鮮やかです!
土壌、水、気候、空気等の風土の違いが植物の花びらや茎、葉っぱの色にも反映されていますね。



さぁ!今日はあ〜〜〜っという間に終わってしまった北京五輪オリンピック!
世界を感動の渦にまきこんだ、そのアスリートの食生活から、健康食の説が浮上しました。
日本の大津市にある医薬品企業があるアスリートのその食生活注目し、その研究結果を発表。

9月4日(2008年)までに明らかにしたところによりますと、
ヤムイモの一種が運動効果をあげる成分を含んでいるというものです。
脂肪の代謝を良くして運動機能を高める・・・。そうです。

これは、
北京五輪陸上短距離走で活躍を見せたジャマイカのウサイン・ボルト選手22歳の速さの秘密!?
かも!?と科学の裏づけを試みたものです。
ボルト選手は、今回のオリンピックで世界新記録を3つも打ちたて金メダルに輝きました。
目覚しい活躍で世界から脚光を浴びた選手の1人です!
そのボルト選手の驚く速さは、「ヤムイモ」の一種「トゲドコロ」にあります。
タイヤベトナム、沖縄などの南国で育つ「トゲドコロ」は
粘りが強くて甘みがありコクが深いヤムイモの一種です。白い卵の形をしたお芋だそう。
トゲドコロの成分、ジオスゲニンという化合物が多く含まれている、と分かりました。
ジオスゲニンは、男性ホルモンや女性ホルモンの基となる物質と分子構造が類似しています。
そのため、各ホルモンに近い働きをする可能性がある、とされています。

今回、医薬品企業の研究で、トゲドコロのこの成分が2つの検査結果が明きからになりました。
1つ目は、体脂肪の量を減らす。
次に、肝臓中の脂肪を燃やしたり、エネルギーに変えたりする酵素を作る遺伝子が活性される。
というもの。これは、マウスでの実験で導き出した結果です。
トゲドコロを混ぜた餌、普段どおりの餌を与えられた、マウスを比較しました。
週に1回、水泳運動を2ヶ月続けたところ、トゲドコロを少し混ぜた餌を食べていたマウスは、
水泳時間が10%〜20%長く続けられる様になりました。運動機能の向上が明らかになりました。



世界各国の地域特有の、空や風、空気や水、土や雨、それぞれの環境が育てる独特の動植物たち。
このヤムイモの一種「トゲドコロ」は沖縄では、クーガイモと呼ばれているそうです。
日本で唯一、このヤムイモを常食している地域です。

ジャマイカのスター!ボルト選手!アスリート達の活躍からまた新たな健康食が見出されました!



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