*****  2007May31stThr   *****   中国の首都「北京」を一回り!巨大な町に感動の連続!皇帝の足跡と料理を堪能!2日目! 
Thursday, May 31, 2007, 21:58 - イベント
「ビッビーーッ!!」騒がしいクラクションの音で目が覚めました。
昨夜の深夜の到着の時には感じられなかった町の活気が窓の外から伝わってきます。

私達が滞在している場所の北京駅と天安門広場の間、北京市内の中心部に位置します。

中国の滞在経験のある友人からは全てが「大きい」「大きい」と聞いていましたが、
一歩ホテルの外へ出た瞬間にそれが実感できました。
ホテルの前の道路は両側3斜線通行、
両側に建ち並ぶ高層マンション・商店などの建物の目の前にさらに1斜線づつの道路が走ります。

中国の人口は2005年の1月には既に13億人に達し、世界最大の人口を誇ります。
また、2006年の発表によりますと、
北京だけでもそのうちおよそ 1538万人が住んでいると言われています。

北京の人々の多くが話す言語として、「北京語」があげられます。
中国の人口の92%を占める「漢民族」などが使う漢語の北方方言の北京標準語です。
いわゆる「マンダリン」、「普通話」とも呼ばれ、
私達外国人が学習している最も親しみやすい言語の一つです。

しかし、この言語について中国人の方に聞いたところによりますと、
昔から北京に住む高齢者の方々の間では、
「ネイティブマンダリンスピーカー(マンダリンが母国語の人)」にも分からない
「なまり」や「独特の言葉」が今でも使われているそうです。

それだけさまざまな方言や言葉が根付いている中国、国土の広さが分かります。
国土は、日本のおよそ 26倍。およそ 960万平方キロメートル。

 

今日の天気は、曇り時々にわか雨、日中の気温は19度。
冬の北京はマイナス10度を下回日もあります。
しかし、今の季節は長袖のシャツ1枚程度で過ごせる心地良い季節です。

朝9時00分にホテルを出発して『天安門広場』、『故宮』で昼食までおよそ 4時間の散歩のしました。
数十の紫禁城の建物の群れのスケールの大きさに驚き、
つきなみですが中国の皇帝映画の世界へタイムスリップした様でした。

昼食は市内の北京料理店にて。
北京料理の代表の一つジャージャー麺。
山東料理(山東省出身のコックにより伝えられたと言う)をベースにした食事を頂きました。
なすや白菜、ピーマン、キャベツ、人参、などの野菜を中心に鶏・豚などを使った食事です。

昼食後は、世界遺産の一つ、その昔皇帝が天を祀ったと言われる『天壇』へ。
この『天壇』も巨大な公園、
公園内には歌や芸を披露する庶民も多く庶民の街といった風情が感じられました。
清代には、祭壇などの重要な場所を省いては
この周辺には城の内に住むことができなかった漢族や庶民が住み着いていたそうです。

その後、『雑技』の鑑賞へ。簡単に言いますと、中国風のサーカスです。
この『雑技』は「自転車の曲芸」「皿回し」など大道芸のアクロバットが一挙に見られます。

そして!!夕食は、『宮廷料理』!!
『宮廷料理』と呼ばれている料理は、かつて清朝の宮廷で働いていたコックが、
門外不出、秘伝とされていた料理を辛亥革命後に一般に伝えた料理です。
鹿の肉、西太后ゆかりの点心のひき肉を挟んだ餅など興味深い一品が次々並べられました。

↓↓↓↓↓写真 中国のシンボル的存在『天安門』



↓↓↓↓↓写真 『天安門広場』広大なこの広場には中国の国内からも多くの観光客が訪れます。



↓↓↓↓↓写真 北京名物の「飲むヨーグルト」新鮮なヨーグルトが小さな売店でも並べられます。



↓↓↓↓↓写真左 『天壇』かつての北京外城部の中心地で、現存する中国の最大の祭祀建造物。
その面積は、273万平方メートル。明朝時代に、皇帝が天に五穀豊穣を祷りました。

                            ↓↓↓↓↓写真 右 『故宮』の中心 
                                         中和殿付近の天井! 

 

↓↓↓↓↓写真 昼食の「北京料理」、
           一番手前はきゅうりと味噌を加えただけの「北京のジャージャー麺」です!!
 


↓↓↓↓↓写真左 町中で将棋をさす老人を囲む人々。

                            ↓↓↓↓↓写真 右 『雑技』
                            アクロバティックなその技は失敗する事もあります。
                            観客はその技をはらはらどきどきしながら見守ります。
 
 

↓↓↓↓↓写真 『故宮』 『午門(ごもん)』
「元」「明」「清」の三大王朝の皇居跡で中華皇帝の中枢部と言われる紫禁城、
かつての皇帝の権力を彷彿させる場所。
『故宮博物院』は後宮の悲劇も今に伝える4千年の中華文化の粋を集めていると言われています。
この『午門(ごもん)』は故宮の正面の入り口で、子午の位置にあることからその名が付きました。



↓↓↓↓↓写真 『故宮』 『内廷』の『乾清宮(けんせいきゅう)』と『東六宮(とうろくきゅう)』

『乾清宮(けんせいきゅう)』は、明代永楽18年、1420年に建てられました。
内廷の全ての典礼などは全てここで行われています。
皇帝の寝室、執務室、上奏文の批閲、官員の召見、など
皇帝の暮らしにまつわるエピソードが語り継がれてきています。

『東六宮(とうろくきゅう)』は後宮です。
景仁宮、承乾宮、永和宮、などの6つを合わせてそう呼んでいます。



さて、観光1日目の今日、皇帝に関する建造物を見ながら当時の暮らしを想像しました。
残された巨大な城と、語り継がれたエピソード。

スケールの大きさになんだかくらくらめまいのする一日でした。笑

残り5日間の中国・北京滞在にますます期待が膨らみました。



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