*****  2009Jun30thTue   *****   山形で“さくらんぼ農園”デビュー&種飛ばし記録更新と真面目なニュースのお話し!  
Tuesday, June 30, 2009, 23:52 - 美食
山形のさくらんぼ農園からのとれたての“佐藤錦”を頂戴しました!

みずみずしい甘酸っぱい果実は、まさに旬を迎えています!素晴らしい季節とご好意に感謝です!

先日、初夏のバケーションとして、現地で澄んだ水や空気をめいいっぱい感じてきました。
その山形盆地の環境が、おいしいサクランボを育てます。
山形盆地は、朝晩の寒暖の差があって、梅雨時期に比較的に雨の少ない気候です。

今の時期↓↓↓↓↓ 写真の様にさくらんぼは枝から、きれいに並んで実をたわわに実らせます。
実は、今回私は初めてさくらんぼ農園に行きました。
農園の周りは、田んぼやあぜ道の囲まれて、平地がず〜〜〜っと広がって、連なる山も見えました!





さくらんぼの木は、色濃い葉をぎっしり茂らせています。大人の2人程の背丈があります。だから、農園のおじさんに、はしごをお借りして、木の高いところからも実を摘み取ります。
6月中旬にオープンしたばかり。オープン直後にサクランボ狩りへ出かけました。
まだまださくらんぼの実は、ルビーと表現されるほどまで色濃くはありませんでした。
とはいえ、甘酸っぱく、果汁がた〜〜〜っぷりこぼれる、おいしい実だらけでした。

サクランボ狩りデビューの私には、食べたさくらんぼの種を農園の地面に捨てるのが、
最後の方まで申し訳ない気になっていましたが、それが農園ルールで“O.K.”です。笑

そして、ちょうど、サクランボ狩りの帰りの車の中で
その日の「サクランボ種飛ばし大会」の開催と、3年ぶりの記録更新のニュースを聞きました。驚
恒例イベント、“サクランボ種飛ばしジャパングランプリ2009”は山形東根市で開催されました。
ご存知の通り、サクランボの生産量日本一を誇るのでこの地で開催されています。
会場は市役所、今年は6月14日千人の方々が参加しました。熱戦は5時間も続いたんですって!驚
今年は、16mの過去の記録を塗り替えて、16.05mで35歳の男性が優勝しました。

「佐藤錦」の種を使って、口にふくんだサクランボの種を1ツ飛ばします。飛ばした距離が・・・。
記録です!笑 小さな子供さんから小学生、学生、一般の大人の方々などが楽しみました。

さて、サクランボ狩りを楽しんだり、果実を味わったり、して楽しめるこの季節。
やはり、農園の人々が日本のおいしいさくらんぼの味と品質を保つために日々頑張っています!

今月(6月)15日、山形の農協団体トップが農林水産省を訪れて、
石破茂農相に輸入のサクランボに関する要請書を手渡しました。
その内容は、アメリカ産のサクランボの輸入の解禁時期を
「佐藤錦」「紅秀峰」の出荷最盛期が終わる来月(7月)10日以降へと要請ものでした。

背景には、今月5日に、農水省が改正したアメリカ産さくらんぼに関する輸入基準にあります。
これまで、害虫駆除のための薫蒸処理を義務付けられていましたが、
今回の改正で今後、薫蒸処理のないサクランボが解禁になります。
そして、その解禁の延期を要請して、山形産の主力品種へ影響を避けようといものです。

結果、甲斐あって今年は無事に、来月(7月)5日以降になる様に延期となりました。
来年以降も、こうした微調整をし、輸入品との住み分けも図っていく必要があるということです。

歴史のある山形のさくらんぼ。明治9年に西アジア原産のさくらんぼの栽培から始まっています。
この季節を待っているさくらんぼファンのためにも、来年も、再来年も・・・頑張って欲しいです。
今年も、幸せをありがとう!!です。

 Ristorante FUWA le のバックナンバーにもさくらんぼの話題載ってますよ!
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