Monday, May 07, 2007, 23:52 - プチニュース
「ZHIZI!!50セントか1ドルって大きく書いた看板探して〜!!」
(智子をチャイニーズで発音するとZHIZIになります)
「見つかった?」
と私の頭上にありました。「50セント」と書いた看板が。。。
詳しくは「30分50セント」、一般道路のカーパキングの料金です。

この後、
シンガポール人の友人は車のダッシュボードからたくさんのカードの入ったファイルを取り出しました。
これは、駐車料金カード、事前にこのカードを買う事で、駐車料金の支払いを済ませています。
このカード大きさは、模擬試験などで使う「マークシートくらいの大きさ」、
「マークシート」と同じように数字など小さな文字がたくさん印刷されています。
このカードに印刷されている内容は、
自分の支払った料金を明確に示すために日時と時間が選択できる様になっています。
このカードは「穴開け式」になっていて、駐車した「年(2007年)」「月」「日」「時間」の数字を選び
穴を開けます。正確には該当する部分のカードの穴をちぎります。
1枚のカードが1ドルで、1時間駐車するなら1枚、2時間駐車するなら2枚を穴を開け、
フロントガラスの見えるところに置いておきます。
これで、支払いを済ませたという目印になります。
日本の路上の1時間のコインパーキングの様でしすね。
支払ったという証明にこの駐車カードを放置します。
これは、CHINESEクラスの授業が終わりランチタイムに、
シンガポール人の友人の車でカフェに入ろうと車を駐車した時のことでした。

そう言えば、別のシンガポールの車・道路事情。
以前、中国語クラスの休憩時間の教室でのこと、先生と主に主婦の生徒達が井戸端会議しています。
ホワイトボードに、ペンで「学校の周辺の」地図を描き、何やら「あーでもない」「こーでもない」と
口々に話をしています。しかし、その割りにみなさんなんだか真剣な面持ち。
しばらく、私もそのホワイトボードに寄って、話を聞いてみると、
『学校への最安値での有料料金の支払いと、駐車料金の最安値の駐車場』
でした。
学校周辺の有料道路も、ちょっとした「知恵」があれば、若干安く済ませられるんだとか。
シンガポールでは、街中になると高速料金の様な、有料の道路が増えます。
そこを通るだけで、それぞれの車に設置している料金カードから自動的に有料料金が支払われます。
・・・という事は、万が一間違ってその道路を通っても、有料料金を支払わなければいけません。
「通ったら払う」というシンプルなシステム。
そして、この井戸端会議の中心になっている先生は、学校周辺の大・小の道路それぞれの料金を
知り尽くし、例え距離は大回りしてでも安く学校に辿り着く方法を知っているのです。
学校は街中にあるため、周辺道路の少し複雑な値段設定、
そのため賢い主婦の学生さん達はその先生の勧める方法に、「ほーっ」と耳を傾けていました。
私にとっては、シンガポールの生活では公共交通機関を使う事が多いので、
あまり車の「有料料金」「駐車料金」「駐車場」「高速道路」というのは日常的ではありませんが、
時に地図を片手にナビゲートを助手席で任されたときには、大変なプレッシャーを感じます。笑
なんで?って???
中心地で道を間違えて同じ道路をくるりと2度通った時には
ドライバーに「ダブル」で料金を支払わせる事になります!!涙
しかし、もしこれが自分の車で自分のお金で!となると「いざなわれるところへ行く〜!!」
と細かい計算ができなくなってしまいそうです。
ドライバーの皆さんそんな「シンガポールらしい運転の知恵」は分け合い
みんなで賢く節約しましょう!!
しかし、道路規則を守って運転は安全にお願いします!!
そんな、シンガポールの車と道路について考える一日でした!!
| このエントリーのURL |





戻る 進む