Sunday, July 15, 2007, 14:33 - エンターテイメント（MUSIC/MOVIE/BOOKS）
あやしい雲行きの一日のシンガポールの土曜日、小雨が降ったり、雲で空一面覆われたり。
さて、試験前の週末、学生の時間の過ごし方もさまざまです。
シンガポールでは今週の木曜日上映が始まった「ハリーポッター�掘廚鮓�に行く生徒、
家に一日籠もって勉強する生徒、恋人と喧嘩をしてそれどころじゃない生徒、などなど。
今日はわりと少人数での勉強会になりました！
シンガポール郊外にある緑豊かな公園のカフェで集合しました。そこで緑について考えました。
ちょうど一週間前、7月7日には「LIVE EARTH」という地球温暖化防止活動を促進する目的にした
世界規模でのチャリティーコンサートが開催されました。
インターネットでのライブ放送が伝書鳩の役割を果たして、世界の観衆を繋ぎました！
事前予測でもネット・TV放送を合わせると世界150カ国、20億人が視聴すると。。。
この巨大なプロジェクトによって、地球温暖化、環境問題を音楽を通じて訴えました！
中継の数は世界で120社！テレビとラジオがその様子をライブで伝えました。
日本でもNHKのBSをはじめ民放2局が生放送しました！
このライブは、オーストラリアのシドニーを皮切りに、
世界全7大陸で時間の流れと共に場所を移して開催されて、アメリカのの公演で幕を閉じました。
中でも注目を集めたのが、イギリスのウェンブリースタジアムの会場です！
世界をまたに活躍する大御所アーティストが集結しました！
マドンナ、デュランデュラン、ビースティーボーイズ、ジョンレジェンド、レッドホットチリペッパーズ、
フーファイターズ、メタリカなど。
こうした世界のミュージシャン代表により、事前予想を超える大記録を打ち出しています！
ロイター通信の7月7日の記事にによりますと、
当日、ネット上のオンデマンド放送へ「900万回以上」！！の接続があったそうです！！
これは、リアルタイムでの再生、いわゆるストリーミングと言われるもので、
エンターテイメントのイベントとしては視聴件数のこれまでの最高記録を更新しました！！
このライブアースの開催で仕掛け人となったのは、2人の人物。
1人目は、ケビン・ウォール、
「LIVE 8」という2005年にアフリカ貧困撲滅支援コンサートでエミー賞を受賞した人物です。
そして2人目は、元アメリカ合衆国副大統領のアル・ゴア、
アル・ゴアは地球温暖化問題に熱心に取り組む人物として知られていますが、
昨年その姿勢を長編ドキュメンタリーで描いた作品映画「不都合な真実」が大変話題になりました。
彼らの掛け声に世界各国の100人を越えるミュージシャンが賛同し世界各所で集結しました！
テーマは「SOS - SAVE OUR SELVES（自分自身を救え）」、
収益の全てが、地球温暖化防止をめざす活動資金になるというものです。
1カ国で2箇所開催されたのは日本とアメリカだけでした。
日本では、幕張メッセがメイン会場。そして、2箇所目に選ばれたのは京都は東寺会場。
これは気候変動に関する国際連合枠組条約の「京都議定書」の採択の地として名が挙げられました。
1997年、今からちょうど10年前に議決した気候変動に関する国際連合枠組条約です。
この京都議定書には、具体的な目標数値が挙げられています。
温暖化が将来の人類や環境へ与える悪影響を考慮して、今さまざまな対策が立てられています。
しかし、
省エネルギー、リサイクル、再利用、植林など個人のレベルから取り組みが必要とされています。
この初の試み「Live Earth」では、
参加ミュージシャンのエネルギッシュな音楽で人々の心に訴えていくことができたのでしょう。
当日の関西の地方の新聞の記事の写真には京都会場の写真が掲載されていました。
華やかにライトアップされた東寺の本堂が暗闇に浮かんでいました！
会場で、空に光る星、さやさやそよぐ風や、庭の木々や土の香りを想像しました。
継続的に開催される予定のこの「Live Earth」次回は、世界のどこかでライブへも参加したいです！
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