Monday, July 16, 2007, 01:12 - 健康・栄養
いつからか、オーガニックフード、いわゆる「有機食品」について人々の感心が高まりました。
その理由には、健康思考の中でより良い生活環境を守ろうと、
健康維持に欠かせない有機食品をもてはやすようになりました。
シンガポールでの暮らしでは日本の食事に比べると野菜不足になりがちで、
とりわけ、外食では生野菜をまとまって食べるというのはなかなか難しいです。
そこで、今日は健康的なカフェの話しです!この店のメニューは、
有機栽培で栽培された野菜やブラウンライス、ハーブティーなどが充実しています!!
オーダーしたのは「前菜の野菜」「スープ」「パスタ」「ケーキ」「紅茶・コーヒ」がセットで
19.80ドル(1$=80円換算でおよそ1564円)!!
↓↓↓↓↓写真 てんこもりの野菜サラダ
↓↓↓↓↓写真 トマトと野菜のスープ


ここまでで存分に生野菜を食べた気でいましたが、その次の「パスタ」に驚き!!
↓↓↓↓↓写真 生野菜の味を活かしたパスタ
↓↓↓↓↓写真 オレンジピコーケーキ!


ところで、有機食品って何でしょう???日本では「有機JSAマーク」のあるものだけが、
厳しい生産基準をクリアして生産されたという、有機(オーガニック)食品の証となります!
その有機食品には、3種類あります。有機農産物・有機畜産物・有機加工食品です。
それぞれ、野菜や果物、牛や豚などの精肉、乳製品などの加工食品をさします。
今日はご覧の写真の通り、オーガニック栽培の野菜をたっぷりと頂きました!喜
ここでは、その中でも「有機農産物」についてふれましょう!
JASの「有機農産物」の規定には3つの条件があります。
1.まず、禁止された農薬や化学肥料を使用していない田畑で栽培しなければいけません。
尚、その使用されていない期間は種まきや植え付け前、2年間以上空いていること。
2.加えて、栽培期間中も、同様に禁止されている農薬や化学肥料を一切使用しないこと。
3.最後に、遺伝子の組換え技術を使用しないこと。
というのが条件です!
有機JASのマークが野菜や加工食品に貼られるのは、JASの規格に認定された事業者だけです。

ここ数年の間に、有機野菜の販売方法も多種多様になりました。
インターネットや、通信販売、専門店の増加はもとより、ユニークなものも普及しています。
例えば、
スーパーで棚にならぶ野菜や果物。その農産物に付いているコードを携帯電話で読み取れば、
生産者の名前や生産された地域の詳細がその場で分かるようなシステム。
また有機野菜の人気の農産物には、「田中太朗さんが作った野菜です!!」の様に
人の名前を商品名としてブランド野菜として人気になったものもあります。
これらのブランド野菜の普及は、安心感をお金で買うという意識が高くなった事が分かります。
農薬や遺伝子組み換えの食品などを避け、食品への安心を重視した「有機食品」でしたが、
また、栄養価の点で、一部の有機食品が通常の食品よりも高い栄養価を含んでいることも
さまざまな研究者の調査で明らかになっています。ビタミンCやポロフェノールなど。
少し値段ははりますが、それでも、人々の美味しい食材を求める健康志向まだまだ濃くなり、
今後はそれに押されて有機食品の市場も世界的に広がりを見せそうです!

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