*****  2007July16thMon   *****   話は前後しますが、期末テストの合間の甘〜い話!!脳に甘い栄養を!! 
Thursday, July 19, 2007, 23:12 - 健康・栄養
国立大学での中国語のコース、いよいよ試験がスタートしたという、「試験1日目の午後」の話し。

この週末、とことん過ごした中国語の漢字の浸けのテスト勉強の脳にも休息が必要な様です!

オーチャードロードにあるカフェへ勉強に出かけた時の事、入り口のガラスケースに色とりどりに並ぶ
ケーキやスィーツを見て「ケーキ食べよう!!」と全員賛成で意見は一致しました!!



↑↑↑↑↑写真 ニューヨークチーズケーキ   ↑↑↑↑↑写真 チョコレートケーキ

ところで、脳の働きと糖質、甘い物の関係は切っても切り離せない関係にあります。
というのも、脳と、他の体の組織では大きな違いが有ります。
その例に、脳細胞は糖質の一部の成分だけがエネルギー源になります、その1つがブドウ糖です。
ということは、糖質を摂取しないと、脳の細胞が上手く働かない状態になるという事ですね。

また、脳は筋肉などの他の組織と比べて、ブドウ糖を長時間蓄えておく事ができません。
その上、脳は膨大多エネルギーを消耗します。
ですから、気をつけないと脳のエネルギーはすぐに枯渇してしまうと言われています。

朝食に、甘いものを食べて頭が働き始めた・・・という状況を感じた事はありませんか???

それは、理に適っています。睡眠中、人の体内では基礎代謝が行われています。
その働きによって寝ている間に血液の中の糖質が低い状態になります。
そして、朝起きた時には、いわゆる低血糖状態にあります。
ですから、朝食でブドウ糖を摂取して、脳に栄養を与えてあげる事も必要になってきます。

しかし、朝食を抜いてしまいますと、脳は栄養不足の状態になってしまい、
学校や会社でも全く集中できず、頭が働かないという事になってしまいます。

そうならないためにも、バランスの良い朝食を心掛けて下さい!!
何が脳に良い食事なのか???それは・・・脳も体の一部ですから、
三大栄養素をはじめ、ビタミン、ミネラル、食物繊維、水などをバランス良く取るのが基本です。
加えて、中でも脳と栄養の関係で欠かせないのが、ビタミンのB群です。
ビタミンB群は自律神経のバランスを整える働きもあり、脳の働きには大切だと言われています。
ビタミンBと糖質の組み合わせは、疲労の回復と能活性化に効果があります。



ところで、今日「チョコレートケーキ」を選んだ人はパーフェクトです!
なぜなら、「脳の唯一の栄養源が糖質」と言われている中で、
もう1つ脳を活性化させるものがあります。それが、チョコレートの「香りの力」です。

これは、チョコレートと脳波の実験により、人の集中力を高めるという事が実証されています。
チョコレートのほろ苦い香りは、体内でドバミンという物質の分泌を促進させます。
このドバミンの分泌によって、神経が活性化されます。そして、脳の働きを活性化します。
こうした関係は、専門家により「単純作業の効率を測る実験」などで証明されています。

これを!!暮らしの中で活かせていけるといいですね。
それには、このチョコレートと脳の働きについては、ポイントが2つあります!
1つ目は、脳がチョコレートによって活性化される時間は、30分程度。
そして2つ目は、チョコを食べてから、およそ10分〜15分後が脳への効果のピークを迎えます。

また、チョコレートを口の中で溶かしながら食べて香りを楽しむと、
アロマテラピーの効果があるとも言われています。ストレスの解消にも一役かってくれそうです!!

1.朝食を糖質を中心にしっかりバランスよく摂って!
2.大切な会議や試験の寸前にはチョコレートを食べて集中力を高める!!

それが、糖質と脳の働きの法則を活かしたベストの方法かもしれません。。。笑



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