Tuesday, August 07, 2007, 12:42 - 美食
土曜の夜に苦労して予約を入れたタイレストランのお話しです!
シンガポールではアジア・ヨーロッパなど諸外国の食事が、バラエティー豊富に味わえます!
日本でも多国籍な料理が食べられます「インド料理」「韓国料理」「ベトナム料理」「中華料理」
どの料理も日本人の味覚に合わせたマイルドに味がアレンジされている事が多いですね。
「これまで食べていた味と違う!?」と大きくギャップを感じた料理の1つが、タイ料理です!
日本流タイ料理に慣れていた舌がびっくり!?する・・・と言う事もしばしばあります。笑
本格的なタイ料理は、唐辛子や香草、香辛料がたっぷりと使われています。
日本人の舌には、辛味、甘み、酸味など、いずれにせよパンチの効いた味に感じられるでしょう。
ジャ〜ンッ!!今夜の夕飯!タイ料理〜!!


↑↑↑↑↑ 写真 左手前より説明しましょう。まず!ザボン(ブンタン)を使ったサラダ。
次に、「ゲーン・キヨウ・ワーン」グリーンカレー、ココナッツミルクが入っています。等等
続いて、右の写真 「カーオ・オプ・サパロッ」↑↑↑↑↑ 写真 パイナップルの炊き込みご飯。
その奥が、「パッ・パッブン」空心菜など緑の菜っ葉を炒めた料理です。
こうした多種類のおかずを一度に食べるところは中華料理に似ていますね。
タイ料理には中華料理の要素がふんだんにあります。
なぜかといいますと・・・、タイへ、
その昔中国からの多くの移民が移り住んで、人々の食文化へも大きな影響を与えています。
ところで、タイ料理で欠かせないのが、
基本的な味付けに使われる、「ナンプラー」という、魚介類をベースにした調味料です。
日本ではこうした液体の調味料を魚醤油(うおしょうゆ)、魚醤(ぎょしょう)といいます。
その名の通り、ナンプラーは日本の醤油に大変似ています。
ナンプラーはカタクチイワシを塩漬けにして、発酵させています。
醤油の製造工程と同じで、発酵過程で魚のたんぱく質からアミノ酸が生成されます。
そのため、ナンプラーにもアミノ酸が豊富に含まれています。
ナンプラーは一見、日本の調味料にも似ていますが、
実は、特徴的なタイ料理の辛さを生むのがこの「ナンプラー」でもあります。
ナンプラー自体にプリッキーヌという唐辛子がたくさん混ぜられています。
続いて、タイ料理の大きな特徴の1つ!
「果物」が1つのメインの食材として料理に使われています!
タイ料理を諸外国の学生達と共に初めて食べた時には、
「マンゴーのサラダがおいしいよ!」と勧められて、大変驚きました!
それが、↓↓↓↓↓写真の 青いマンゴーサラダ「ソムタム」です。青いパパイヤが基本形です。



↑↑↑↑↑ 写真
辛くて、酸っぱいタイ料理の定番!「トムヤムクン」エビやキノコ類などが入っています。
先日、日本から来たばかりの友人が「喉が焼ける〜!」と悲鳴をあげました。笑
スパイシーな本格的トムヤムクンを飲む時には、コツがあります!
一旦スープを口の中に少しの間含んでから、ゴ〜ックリと喉をゆっくり通す!
みなさん!くれぐれも、アツアツの「トムヤクンスープ」には気をつけましょう!笑
今日は、前菜・スープ・カレー・サラダ・魚・肉・デザートとたくさんの料理を食しました!
タイのデザーとも欠かせませんね!「 サークー・ガティ」↓↓↓↓↓ 写真
タピオカ入りココナッツミルク。 タイもシンガポールと同様にはトロピカルフルーツが豊富です。
スイカ、バナナ、ドリアン、マンゴスチン、オレンジ、パイナップル、ランブータン、パパイヤ、
ザボン、竜眼などの果実が食べられます!


シンガポール人の友人のお勧め料理の1つ「トーッマン・プラー」タイ風さつま揚げも
↑↑↑↑↑ 写真に写っています!探してみてください!笑
タイ料理には、中国本土の郷土料理がそのままの形で残っているメニューもあるんですよ。
例えば、「クイティアオ」これは、広東省の潮州料理の麺。
また、「カオマンガイ」は海南州の炊き込み御飯。
タイへ移民した華僑が故里の味を新境地でも味わい、人々に伝えていったのでしょう。
今夜の晩餐では、「舌がピリピリする〜!」という独り言を言う人が続出です!!笑
「辛い」と一言で言っても、食べた瞬間ピリッとする辛さ、
食べてしばらく湧き上がってくるように増す辛さ。など。さまざまです。
タイ料理に使われる多種類のスパイスに秘められた味の深みをかみしめました!
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