Tuesday, August 14, 2007, 23:45 - プチニュース
シンガポールの今朝の新聞では、孟蘭節「ハングリーゴースト・フェスティバル」の行事ごとが
カラー写真と共に掲載されていました!それを読んでいたのは、中国語クラスのクラスメイト!!
そうです!新学期がいよいよスタートしました!
今日2日目の授業では、まだ休みの間に母国へ帰国していて戻らない生徒もいます。
「常夏」のシンガポールですが、日本へ一時帰国して戻ってきた生徒達は
「日本の夏の方が暑く感じた!」と嘆いていました。笑 しかし、とてもリフレッシュした様です!
新学期のこの2日間、シンガポールの暑さも日中は特別でした!天気の良い日が続いています!
そして、今日!やはり話題になったのは、「ハングリーゴースト・フェスティバル」について!
日本のお盆に似ていて中国の文化では三大行事にあたります。
三大行事とあって、中国系の人々がおよそ80%を占めるシンガポールでも盛大に行われます。
昨日の夜の行事ごとでは、ドラム缶でお金に見立てた紙を燃やしていました。
その煙がもくもくと上がって、祭壇の線香の香りと共に皆に祭りの到来を知らせていた様です。
供え物をする人々がクラスメイトの夕飯を食べた店や、家のご近所でも見られたと言っていました。
(この祭りの内容は詳しくは昨日の記事を!***** 2007Aug13thMon *****
中国文化のお盆!孟蘭節「ハングリーゴースト・フェスティバル」が始まった話! )
そして、一夜明けた今日は住宅街や商店の並ぶ地域では、その特別の赤い祭壇と、
たくさんの供え物が道の隅に線香等と共に並んでいました。

ところで、昨夜、私の参加した地域の
「ハングリーゴースト・フェスティバル」の集まりでは、解散する寸前にお菓子が配られました。
「少し喉が渇くお菓子だから水を用意して飲みなさい。」と長老の男性に教えて頂きました。
↓↓↓↓↓ 写真 この祭りでは必ず食べる伝統の菓子です。
外側はパイ生地の様です。味は少し塩味で、中身はもさもさと崩れるような食感です。


「孟蘭節」は正確に言いますと、道教、仏教の祭りの一つです。
この祭りで中心となっている人々は、その熱心な教徒も多いでしょう。
しかし、祭壇に手を合わせる人々には、一般の人々も混じっているようです。
シンガポールで呼ばれている「ハングリーゴースト・フェスティバル」の名は、
その古くから伝わる「孟蘭節」に新たなシンガポールらしさが加わった祭りの総称かもしれませんね。
シンガポールの人々の暮らしには、
多国籍な文化とさまざまな宗教に基づいた祭りや行事、食べ物、音楽など、が根付いています。

中国語を学びながらここで、中国の伝統文化を体験できるというのはとてもいい刺激になっています。
家族や友人の健康や幸福を願いつつ、
シンガポールの暑さにも負けず、訪れたばかりの新学期、充実した学生生活となりますように!
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