Friday, August 31, 2007, 23:10 - 美食
国立大学での中国語クラスには、さまざまな国籍の学生が学び舎で机を並べ学習しています。
インドからの学生の友人の誕生日!本格的なインド料理を教えてもらいました!
彼女は厳粛なベジタリアンで、卵や肉・魚など一切食べません。
宗教上の理由で「豚」や「牛」を食べない人々がいるため、多国籍国家のシンガポールでは
「ベジタリアン専用メニュー」というのが、各飲食店でもメニューに並びます。
「本格派インド料理を!」と勧められて、
今日はリトルインディア=インディアン街にある庶民的な食堂へ行きました。
この店の、メニューの種類の多さには圧倒されました!聞いたことのも無いメニューがあります!
しかし、友人のガイダンスに従い、無事!?に(笑)オーダーする事ができました。


↑↑↑↑↑ 写真 左 丸い小さな銀の器には4種類のカレーが添えられます。
手前右から「酸味の効いた独特のトマト味」「なす」「インディアンチーズ」「赤豆」カレーです!
インド料理独特の混合調味料、「マサラ」って聞いたことありますか???
インド料理では、日本の「醤油」や「味噌」的存在で調味料として、おかずに頻繁に使われます。
野菜や、鶏肉、羊、魚肉を使った「おかず」メニューによくこの「マサラ」の味が香ります。
この「マサラ」はクローブやシナモン、ナツメグなど多くのスパイスを混ぜて作られています。
そのため、インド料理では「おかず」が、日本では「カレー」と呼ばれていることもあるそうです。
さぁ!これらの「おかず」を、主食と共に頂きます!↑↑↑↑↑ 写真
主食は、米や、小麦が原料のインド独特のパンが添えられます!
この日、私が初めて食べてすっかり気に入ってしまったのが、「ドーサ」というおせんべい。
右上の写真でクレープの様な形、ナンの上に重なって写っています。味が想像できますか???
食感はパリパリしていて、香ばしいです、素朴な風味がカレーにとっても合います!
ドーサはケツルアズキと米の粉からできています。
水で溶いたものを天日干しして醗酵させ、それを鉄板でクレープ状に薄く焼いたもの。
友人の故郷では、ドーサを作るのに7日〜10日ぐらいかけて天日干しされる事もあるそうです。
インドでは、添えられる主食はナンやチャパーティー、ドーサなど地域によって多種多様だそうです。
ランチには人気のナンのセットも!!↓↓↓↓↓ 写真 「Garlic Naan Set」とプレーンラッシー!
プレーン・チーズ・バター・ガーリックなどナンのトッピングも選べます。

多国籍料理「通」のクラスメート達はそれぞれ、おいしそうなメニューを選んでいました!
↓↓↓↓↓ 写真 左 「ビリヤーニー」、具だくさんのインドの炊き込み御飯。
日本でいう赤飯のように本来本場インドでは祝い事の際に食べられていた料理です!
スパイシーなポテト、人参の煮物などバラエティー豊かな↓↓↓↓↓ 写真右「Tandori Roti Set」!


↓↓↓↓↓ 写真 「North Indian Thali Set」二人で分けて食べるといい・・・と勧められました。
サフランライスの横の「真っ白なソース」はヨーグルトソース、
スパイシーなおかずの合間に「口休め」笑 ができる、スッキリとする一品です。

「カレー」の語源は、タミル語でソースを意味する「カリ」、またカンナダ語の「カリル」。
いずれにしても本来は、ソースに野菜や肉が入った「おかず」や「食事」の意味があります。
カレーは、その「名前」「料理」共に、ポルトガル人が習得して世界各国に広めたという説があります。
また、日本の家庭で食べられている「カレー粉」=カレールーは、
イギリスで開発・製造・販売さたのが始まりです。今や、世界中で親しまれています。
最近では、インドの人々も!逆輸入する(笑)形で、このカレールーを料理に使うそうです。
「カレー」は、長い年月をかけて世界の人々が愛し、はぐくみ、確立してきた食文化といえますね。
この店のカウンターに並んでいた↓↓↓↓↓ 写真、インド料理のデザートの数々。
また、友人のガイドを受けながら、次回是非!!食べてみたいです!!

| このエントリーのURL |





戻る 進む