*****  2007Oct5thFri   *****   10月始めシンガポールのいろいろ「HOT」バナッ(熱い話し)!!  
Friday, October 05, 2007, 23:20 - プチニュース
シンガポールの最近の天気、日中の暑さがひときわ厳しいと言われています。

天気予報でも日中の最高気温は33度と予想されています。
さて、今週は特にシンガポールの株式市場が賑いを見せ景気の動向に注目が集まりました!



その傍ら、昨日の地元紙朝刊は、シンガポール土地管理庁の2006年度の年次報告を伝えました。
これによりますと、不動産収入がこれまでの過去9年間で最高に達しています!
これは、2006年4月〜2007年の3月までの不動産放出収入で、63億シンガポール$(およそ5兆円)。
1997年度の140億シンガポール$の記録を更新しました。
それぞれ収入増加への影響の大きかった要因にも触れられています。
土地に関するものでは、マリーナ湾の総合リゾートによるシンガポール観光局への12億$の放出、
家賃に関するものでは、軍施設をバーやレストランへ再開発した「タングリン・ビレッジ」地区、
また、旧チャンギ病院をスパリゾートへの再開発として2000万$を投じた事などが影響しています。

さて、シンガポール株式市場の株価は週末5日金曜日の今日、
ストレーツ・タイムズ指数(STI)は38.81ポイント(1.0%)高の3822.62で終了しました。
米株価が小幅に上昇したことを受けて優良株が買われ、続伸して引けた、ということです。



また、今週、世界の株式市場で株価指数の最高値を更新しています。
これは2日、金融株で引役となって株式が上昇し、世界の株式市場で軒並み最高値を更新しました。
この金融株を押し上げる引き金になったのは、アメリカシティーグループの発表です。
この発表で報告されたのが「サブプライムローン」と呼ばれる信用度の低い借り手へむけ住宅ローン。
シティーグループがこのサブプライムローンの業績への影響を明らかにしたことで、
「景気の最悪の状態は終わった」という見方が広まり、今回の株価指数の上昇が起こりました。
これによって、アメリカ株式市場でダウ平均の最高値更新となりました。
日経平均はこの日、 1%高で、約8週間ぶりに1万7000円を回復しています。
同時に、日本を除くMSCIのアジア太平洋指数エマージング、MSCIマーケット指数、オーストラリア市場
などにおいても最高値を更新しています。ナスダックは過去6年半ぶりの最高値となりました。



この日、シンガポールの株式市場のST指数の終値は前日比38.61ポイント(1.02%)高の3793.83と、
4日連日で過去最高値を更新しました。

9月の最終週から今週にかけてシンガポールの株式市場を押し上げた支援材料としては、
地元経済紙の専門家によりますと、このアメリカ株高、シンガポール国銀行への信頼感の回復、
中国の投資会社・中国海運大手の子会社の急伸、などです。

日中の気温の暑さも、市場・経済の熱さも、これからまだまだ続きそうなシンガポール。
どちらもこの熱はいつまでも冷まされそうにありません。今後の天気模様の行方、気になります。

                         明日天気になぁ〜れっ!!



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