Saturday, October 20, 2007, 18:19 - イベント
金曜日からシンガポールは雨が降ったりやんだり少しぐずついた天気です。
天気の良い木曜日の内にナイトサファリに出かけておいて良かったです!
熱帯雨林の森林の中に生息する動物、そのままの姿で見られるのがこのナイトサファリの魅力!
ナイトサファリに出かける時には、くれぐれも天気の良い日にしましょう!
さて、今日はナイトサファリと隣り合わせに建っている動物園の近頃のニュースをお伝えします!
尚、掲載の写真はナイトサファリの入り口で行われている「ファイヤーショー」!!お楽しみ下さい!
ナイトサファリに到着したばかりの家族連れやカップルが目を丸くして舞台を見つめます!
ステージはタイムスリップしたかの様な古代の風景が広がります!人々を惹きつけます!
スタントマン達も原始時代の衣装に身を包み、リズミカルにステージを舞います!
そのスタントマン達の数も徐々に増え、炎の燃える様子もどんどん過激になってきます。
舞台に近いところで見ていますと、火の粉が迫りすごい迫力です!炎の熱が伝わってきます!驚
また、正面に位置するレストランでは飲食しながらこのショーを見られます!


さて、シンガポールの動物園で最近最も話題にあがっているのが「白熊のイヌカ」です!
このイヌカ、ホッキョクグマのため熱帯という飼育環境が問題視され論争を呼んでいました。
これまでの地元紙の報道を振り返りますと、
まず、2006年の年末、動物の保護団体から「寒帯に生息する動物をこの地で飼育のは残酷だ」として、イヌカを近くの温帯の国の動物園へ移送しようと計画が進められ始めました。
しかし、この報道を耳にしたシンガポールの市民からは強い批判と残留を求める声が殺到しました。
今年(2007年)5月、移送計画は撤回、最終的に一転してシンガポールの永住が決まりました!!
最も重要視されたのは、イヌカが熱帯で生まれ育ったために充分に環境に適応しているという事。
加えて、今年の8月に、
国内の大手メディアの企業によりシンガポール野生動物保護基金(WCSF)に12万S$が寄付され、
その一部がこのホッキョクグマの飼育環境整備するのに充てられます!
これは、シンガポール・プレス・ホールディング(SPH)による寄付金で、
環境問題を取上げた映画の公開と同時にチャリティー部門として寄付金を募り集められたものです。
こうして、これからもシンガポールの市民や民間団体によって支援の手が差し伸べられます。


ホッキョクグマのイヌカは現在16歳。12月26日が誕生日、誕生したのもこの熱帯のシンガポール。
現在は30歳の母親と共に、シンガポール動物園で暮らしています。
去年、イヌカが気温が比較的低いという近くの国の動物園に移される計画がたてられた直後、
有識者委員会はこの母親との別れも過度なストレスを与えてしまうのではないかと心配しました。

北極白熊の平均寿命は通例、25歳、長寿の白熊で35歳まで生きた例もあるそうです。
今年のイヌカの誕生日も子供達や飼育員の方々によって盛大にお祝いされます!12月26日です!
このホッキョクシロクマの親子に大きな氷柱や氷のケーキが贈られるの姿が伝えられるのでしょう。
これからも、ここシンガポール動物園でシンガポールの人々や、観光客を楽しませてくれます。
南国で生まれ育った北極白熊の「イヌカ」のお話しでした!

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