Sunday, October 28, 2007, 22:24 - プチニュース
今週のシンガポールもあつ〜いです！！
週末のショッピングセンター「サンテックシティー（Suntec City Mall）」は家族連れなど
たくさんの人々で賑わいます！日差しがギラギラ光る、正午前、「鯉の広場」を通りかかりました！
小さな子供さん達がキャッキャッ言いながら鯉の餌付けをしています。
子供達にとって、水面がキラキラ光眩しいのも、野外で暑いのも、お構いなし！笑
さて、そんな優雅に泳ぐ鯉を眺めていて、思い出したシンガポールのお魚のニュースのお話しです。
今月10月の5日の地元紙による報道、10月4日初めてシンガポールで養殖スズキが出荷されました！
シンガポールの南部のセント・ジョーンズ島で養殖していたスズキです、
初出荷のこの日、およそ0.5トンのスズキが市場に初出荷されました！
これから2年間は、「月間最大で100トンペースで出荷する」と発表しています。
このスズキノ養殖事業は、去年、本格的にスタートしました。
この事業の開始にあたって農業・食品・獣医庁（ＡＶＡ）は、4年前に専用のセンターを設立しました。
このセンターを「マリン・アクアカルチャー・センター（ＭＡＣ）」といいます。
養殖のスズキの「稚魚の生存率」と「成育スピード」についてもこの記事で触れられていました！
どれくらい養殖という環境が稚魚にとっては暮らしやすく、早く成長するのか？？？
これまで疑問に感じたことのない事でした。みなさんはどれくらいと予想しますか？？？
これまでの調査の結果、このセンターの稚魚の「生存率は80％」、これを自然界と比較しますと「2倍」、「成長スピード」は「15％早い」そうです。6ヶ月以内に体重がおよそ500グラムに成長します。
「マリン・アクアカルチャー・センター（ＭＡＣ）」のリム所長によりますと、
年内には新たに施設を開設します、その施設は年間で3000トンの養殖能力を持つ規模です。
今後、シンガポールの年間鮮魚消費量の7万2000トンのうち、
およそ6％をこの2つの施設で養殖した養殖魚で賄う方針です。
尚、10月4日初出荷されたスズキの卸価格は、1kg当たり7S$（1�法�78円換算で546円）でした。
こうしたニュースを聞いていますと、
天下の台所、大阪の中央卸売市場などのセリやふるさと神戸の海に浮かぶ漁舟など、
活気あふれる漁業で働く人々や磯の香り、港など、漁港の風景を思い出しました。
海鮮を食べる機会の多いシンガポール、漁業事情、興味をそそるニュースでした！
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