*****  2007Nov23rdFri   *****   餃子+ナン=ネパール料理!?中国とインドの料理が交差する!シンガポールのネパールレストランの話し! 
Saturday, November 24, 2007, 03:51 - 美食
しばらく一時的な雨が続いたシンガポール、今日は久しぶりに一日快晴の天気でした!
さて、
今日はグルメな友人にシンガポールで一番おいしい!ネパール料理店へ連れて行ってもらいました!
このRistorante FUWA leの記事でシンガポールで味わえる多国籍な食事を紹介してきました。
中華料理、日本料理、西洋料理、プラナカン料理、インド料理、インドネシア料理、タイ料理、等。
ネパール料理は、簡単に言いますと、「アジアの料理の中間的な食事!」という感じです。

ネパールの場所がヒマラヤ山脈の南側、インドと中国に隣接しています。
インド料理や中華料理のスパイスや食材・調理法など共通点も多いんです。
さっそく!おいしい料理の数々を紹介しましょう!!

食通の友人が絶賛する「パパイヤの丸ごとサラダ」!!↓↓↓↓↓ 写真
果物のパパイヤが丸ごと使われています。熟れたパパイヤの時期を狙って行くのがいいそうです。
カレーっぽく見えているのがスープです。今日のは冷たいスープでしたが、温かいのもあります。
香辛料が、「ほ・の・か・」に、きいています。さらに風味とコクが加わっています!とってもおいしい!!
 

ネパールは、国の広いエリアがヒマラヤ山脈で、エベレストなど8000m級の高峰など、
これらの地域は高山気候。また、一部のインドに面した南側の低地が広がります。
首都はカトマンズ。30を超える民族が暮らし、それぞれの言語を話し、民族文化が色濃く残ります。
農業がさかんで国民の就業人口のおよそ7割を占めます。
主な農産物は米や小麦、とうもろこし、ジャガイモ、ジュートなどです。
その豊かな恵みを使ったメニューもネパール料理の定番です!

↓↓↓↓↓ 写真 シュウマイに似た皮に包まれた野菜の揚げ物
野菜や肉が刻まれて具として詰まっています。食材からあふれる熱いジュースをホクホク頂きました。

アジアの代表ビールが数種類オーダーできます!そのビールの友が!!↓↓↓↓↓ 写真 オクラ揚げ
スライスしたオクラを丸揚げにしています。塩で味付けられていて、正に枝豆のよう!!
香ばしくて風味があります。お腹がいっぱいになっても、自然と皿に手が伸びてします一品でした。

 

また、南側に面したインドとは、現在の貿易の最大の相手国で、輸出・輸入が行われています。
インドとの結びつきは、食文化・宗教においても強いと言えるでしょう。
ネパールの人々の宗教の割合は、ヒンドゥー教が86%、仏教が8%です。
余談ですが、この仏教はネパールにゆかりがあります。
ネパールのルンビニで誕生したとされる釈迦です。南西インドの国境近くの「ルンミンディ村」を
仏教徒に、藍毘尼園(らんびにおん)、ルンビニ園として知られる地です。

近隣国との影響の中で生まれたネパール料理、インド料理に似たカレーのメニューもありますよ!

↓↓↓↓↓ 写真フィッシュヘッドのカレー&サフランライス ↓↓↓↓↓ 写真 多種類のナン

 

分かりやすく「カレー」と総称されていますが、正確には「マササーラ」という香辛料炒めです。
マサーラを始めとし、ネパール料理で欠かせない香辛料が「マサラ」。
マサラの種類は、数百にも上ると言われ、ネパールが数千年の歴史の中で育まれました。
マサラは、スパイシーというよりは、調合によって食材に贅沢な香りと味わいを加えます。
インド料理にに比べるとスパイスや油が控えめという表現されるはそのためでしょう。

以前、このRistorante FUWA leで紹介した、ネパールからの学生にシンガポールで出会いました。
(詳しくは8月4日の記事をご覧下さい!*****  2007Aug 4thSat   *****   
ネパールからシンガポールへ来た学生の話し!多国籍言語を自由に扱う学生さん! )
一般の家庭でも、お米を主食として、季節の野菜等農産物を使ったおかずを食すると話していました。

今夜の食事のネパール料理店での食事、中国の餃子やインドのパンに似たメニュー、
食べやすく、なんだかとっても親しみが持てる料理の数々でした。

香辛料「マサラ」。是非!ネパールの風土から生まれた洗練された味をお試し下さい!!



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